【RIZIN】井上直樹、KOのサッカーボールキックは「練習していた」
6月13日(日)東京ドームで開催された『RIZIN.28』では、[RIZIN JAPAN GRAND-PRIX 2021 バンタム級トーナメント]1回戦のうち4試合が行われた。
元UFC戦士の井上直樹(Serra Longo Fight Team)は、第2代パンクラスバンタム級王者・石渡伸太郎(CAVE)を1R 1分58秒、サッカーボールキックでマットに沈めた。
【フォト 連続写真】井上直樹がパンチとサッカーボールキックでTKOする瞬間=計11枚
井上は石渡の右ストレートを被弾しぐらつくも、直後に立て直し、右フックでダウンさせてからのフィニッシュだった。
井上は試合後インタビューで「意外と冷静に出来たなという感じ。危ない場面もありましたが」と振り返る。
井上がフィニッシュする前には、石渡が先に井上に右ストレートをヒット。井上をぐらつかせていた。その場面について井上は「あのパンチ、全然効いていないと思っていたけど、後で映像を見たら効いてそうな感じに見えた」と、見かけほど効いていなかったと言う。
右ストレートを被弾した後も「全然普通に、冷静に出来ていたので。目も見えていたので、自分の中では効いていなかった」と影響はなかったとする。
その後すぐにリカバリーし「焦っている感じはなく、逆に(石渡のパンチが)当たったから(石渡が)来るなとわかってたので、カウンターを狙えるなと。なので、来るなと思ったパンチに(右フックで)合わせた」と冷静にカウンターを合わせた。
その井上の右フックでダウンした石渡に「練習していた」というサッカーボールキックで決めたのだった。
ハンドスピードが早くなったのではという質問に「とくにボクシングジムなどに通ってはいない。(井上尚弥や那須川天心のバンテージ職人で、トレーナーの)永末ニックさんの所でパンチの打ち方の練習をしていた」とのこと。
バンタム級トーナメントのこの先の展望について「まだどうなるかわからない。次に勝って、準決勝・決勝と一日になるかもしれないので。ケガに注意していけたら、全然大丈夫かな」と怖いのはケガだけだとする。
決勝で戦いたい相手として「別に誰でもいいんですけど、倉本(一真)選手とは最後に当たりたい」と練習仲間でもある倉本との対戦は、なるべく先延ばししたいと語った。
【フォト 連続写真】井上直樹がパンチとサッカーボールキックでTKOする瞬間=計11枚
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