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【DEEP】KINGレイナとの死闘制した東陽子、背負った団体の威信に「これで負けたらパンクラスに帰れない」

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2021/06/21(月)UP

KINGレイナとの壮絶な打撃戦を制した東陽子

 6月20日(日)東京・ニューピアホールにて開催された『DEEP 101 IMPACT~20th Anniversary~』。

 本大会のセミファイナル第7試合[DEEP JEWELS 64kg以下5分3R]にてKINGレイナ(フリー)を判定で下した東陽子(リバーサルジム新宿Me,We)が試合後の会見に出席し、勝利の喜びを語った。

レイナの圧力に引かず、的確にジャブを当て続けた東

 東とレイナの一戦は、まれに見る壮絶な打撃戦。威力のあるワンツーを伸ばすレイナへ鋭く左ジャブをヒット。相打ちも辞さないパンチの交換において、的確なジャブを次々にヒットさせた東がジャッジ3者の支持を集め勝利を飾った。

 会見場に姿を現した東は「ほっとしました。終わったなーという感じです」と安堵の表情。試合中に「(レイナが)思ったより強かったので気持ちが折れそうだった」とピンチに陥っていたと明かした。

東と打ち合ったKINGレイナ(右)は流血

「自分では本当に3Rとも負けたな、押されたなと思っていました」と敗北の感触があったというが、「息子の『がんばれ』という声が聞こえてきたので、ここでいかなきゃ終わりだなと思って前に出ました」と、最愛の息子の声援で勝利をもぎ取ったと語った。

 今回の一戦は「DEEP JEWELS対パンクラス」の対抗戦としての盛り上がりが見えていた。

試合後には息子をリングに上げ記念撮影、脇を固めるのは藤田大和(左)と杉山しずか(右)

 東自身も「パンクラスでデビューして、今までずっとパンクラスで戦ってきました。これで負けたらパンクラスに帰れない」と危機感と共に参戦。「坂本(靖統括本部長)さんが気持ちよく送り出してくれたので、勝ちを持ち帰らないといけないと思いました。勝手に(団体を)背負っていました」と、自らを鍛え育てたパンクラスの代表として戦ったと明かした。

 今後については「ジムに帰って、代表と団体と話し合って決めます」と保留した東。まずは何よりも「息子にいい肉を食べさせたいと思います!」と、東家恒例のご馳走に臨むと笑顔を見せ会見を終えた。

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