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【修斗】斎藤裕の返上した王座争い、6連勝の環太平洋王者・SASUKEと7連勝の工藤諒司が対決=7.25後楽園

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2021/06/23(水)UP

連勝中の注目株同士が対決 戴冠後にはRIZIN出場あるか?

 7月25日(日)に東京・後楽園ホールで開催される『PROFESSIONAL SHOOTO2021Vol.5 in Supported by ONE Championship』では、世界フェザー級王者決定戦として環太平洋同級王者・SASUKE(26=マスタージャパン東京)vs工藤諒司(28=TRIBE TOKYO MMA)が行われる。このカードは、5月16日大会中のアナウンスで発表された。

 前王者であり、現RIZIN同級王者・斎藤裕(パラエストラ小岩)が、今年3月末付けでベルトを返上。斎藤に対戦要求を行っていたSASUKEが、7連勝と勢いに乗る工藤と王座を争う。

SASUKEが強烈なパウンドで環太平洋王座を奪取

 SASUKEは16年にプロデビューしたが、怪我により16年12月の山本健斗デリカット戦以来長期の戦線離脱。3年間のブランクの後、19年7月に復帰を果たした。
 その試合から現在までは6連勝中。昨年9月に環太平洋王座を手にすると、今年1月に元極真北米王者・内藤太尊にスリーパーで一本勝ち。マイクで斎藤裕に宣戦布告していた。戦績は8勝1敗1分。

 対する工藤は極真空手を5歳から10年学んだ後、国士舘大学でレスリングを経験。”ゴールデンルーキー”と注目されデビュー後3連勝。山本健斗デリカット戦で初黒星を喫するも、得意の打撃を武器に現在7連勝。
 前戦は昨年12月、山本に1R TKO勝利しリベンジを達成している。戦績は10勝1敗1分。

昨年4月、強烈なフックでダウンを奪い初回TKO勝利した工藤(C)Road to ONE Executive

 SASUKEはSNSで「全身全霊、粉骨砕身。やったりますか」と気合を入れる。一方、工藤は「いつも通り準備してやるだけです。結局のところマイペースな自分は自分を失ってはいないのです」と平常心で臨むようだ。

 グラウンドでの決着も多いが、倒せる打撃も持つSASUKEと、極真仕込みのパンチと鋭いタックルを合わせ持つ工藤の対戦。どちらが勝利し、群雄うずまくRIZINフェザー級戦線へも切り込むことが出来るのか。

<対戦決定カード>
▼世界フェザー級王者決定戦
SASUKE(マスタージャパン/環太平洋フェザー級王者、同級1位)
vs
工藤諒司(TRIBE TOKYO MMA/同級7位)

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