【RIZIN】皇治「死ぬ気でベルトを獲りに行く」対する梅野「何もさせない」と完封を予告
6月27日(日)に開催される『RIZIN.29』(丸善インテックアリーナ大阪)のキックボクシング(-61.0kg)ワンナイトトーナメントの1回戦で対戦する皇治(31=TEAM ONE)と、梅野源治(32=PHOENIX)のオンラインインタビューが行われた。
皇治は昨年7月に鳴り物入りでRIZINに参戦。9月に那須川天心、大晦日に五味隆典らビッグネームとの対戦で、大きな話題を呼んだが、結果は全て敗戦。今回は挽回のチャンスとなる大一番となる。
対する梅野は言わずと知れた”日本ムエタイ界の至宝”。ムエタイ二大殿堂の一つ、ラジャダムナンスタジアム認定ライト級王座にも君臨したことのある日本ムエタイ界の第一人者だ。
皇治は会見の序盤、目の前に陳列していたスポンサーの水を飲む仰天の行動に。多くの選手が計量を前日に控え、最後の“水抜き”で必死に体重を下げる中、皇治は「自分の階級なんで減量は楽勝」とごくごくと喉を鳴らしながら水を飲んだ。
対戦相手の梅野や試合展開については「今さら何もない。後はやるだけ」「楽勝で勝つつもり。どんな形であれ優勝すると決めている」と流すように答え、「仕事だからべちゃくちゃしゃべっているが、(トーナメント参戦選手には)本当に言うことがない。リップサービスしているが、彼らには興味がない」と、トーナメント全ての選手は眼中にないとし、その理由を「初めて今回は結果とベルトが欲しいと思った。だから凄く燃えている。なので死ぬ気で獲りに行く」と、優勝することに全ての意識を向けている気持ちを伝えた。
しかし、初戦でぶつかる梅野は、皇治戦での自らの勝利について大きな自信を持っている。「相手が触れられない。3R、ずっと皇治選手が下がるんじゃないか。彼は本当にパンチで前に出てきたいと思う。しかし、自分は中に入れさせないし、入ってきたところにパンチも合わせられる。前ラウンド通してやると、相手はもう前に来れないと思うんで、結果終わってみたら何もできなかったっていう、そういう風に試合もなると思う」と、得意の蹴りだけでなく、強化練習してきたパンチでも圧倒し、皇治の光を完全に消して勝利することを予告した。
このトーナメントでムエタイの強さを証明したいと言い続けてきた、日本ムエタイ界の第一人者の梅野。ムエタイの強さについて「拳、肘、膝、足、これは左右あって8つの武器。この8つの武器をどう使って、相手を圧倒するかっていうのがムエタイ。勝利を目指すこのゲームで、倒すこと、そして、倒さなくても相手に何もさせない完封勝利っていうのもムエタイの魅力の一つ」と説明し、今回の皇治戦については「僕はすべての技を使って、皇治選手を圧倒していきたい」と、誇り高きムエタイ戦士の意地を見せた。
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