【グラジエーター】対戦相手が前代未聞の”敵前逃亡”、不戦勝の天草「精神的にめっちゃ疲れました。あんなの二度と嫌です」
6月27日(日)に大阪・176boxで開催されたMMAイベント『GLADIATOR 014 in OSAKA』の第9試合で行われる予定だった天草ストロンガー四郎(チームソフトコンタクト)とDJマルコ (フリー)の対戦において、DJマルコが当日試合会場に現れず試合が消滅、公式記録は「敵前逃亡」で天草の不戦勝となった。
GLADIATOR事務局によると、マルコは当日計量時間になっても音信不通で姿を見せず、後に「今起きました。これから向かいます」と連絡があったが、その後何度か「今向かっています」と連絡があるものの、試合にも現れず会場撤去時間になっても結局現れなかった。
マルコは、朝倉未来のYouTuberとしての出世作『街の喧嘩自慢にプロ格闘家がスパーリングを申し込んだらやるのかやらないのか』に、街の喧嘩自慢の一人で出演。その後、昨年9月にDEEPでプロデビューを果たしていた。マルコは試合当日、自身のTwitterで「皆さんすいません。やらかしました」と更新している。
イーファイトの取材に、天草は「計量に相手が来なかった時に、何か凄い嫌な予感がしたんですが嫌な予感って当っちゃいますね。 ギリギリまで準備して待ってたんですが、試合進んでいくけど相手の姿は見えないし、でも試合ある予定で進んでるから準備するしかないし、かなりカオスな状態だったので、精神的にめっちゃ疲れました。 もうあんなのは二度と嫌です。 まさかこんな事になるとは想像もしていませんでしたが、やっぱり人生何が起こるかわからないですね。次はハッピーな事が起こってほしいです」とコメント。
天草は『GLADIATOR012』から連続参戦で、前戦は今年2月の國頭武に判定勝利している。今回の試合に向けても日々練習に励み、準備も行ってきた中でこのような事件が起きたことへのショックの大きさは計り知れない。
なお、GLADIATOR事務局はイーファイトの取材に対し、マルコへ契約書に基づいた罰金の支払いを求め、今後このようなことが起こらないよう、他団体とも情報交換をしながら厳正に対処していくと回答。試合が消滅した天草には9月26日に行われる次回大会へ優先的に試合オファーをするとコメントしている。天草の次戦に期待したい。
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