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【ボクシング】ドネアが辞退でカシメロvs.リゴンドーが8月14日に再設定

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2021/07/05(月)UP

8月14日にリゴンドーと対戦するカシメロ(Getty)

 8月14日(日本時間15日)、WBC世界バンタム級王者ノニト・ドネア(38=フィリピン)とWBO世界同級王者ジョンリール・カシメロ(31=フィリピン)が米カリフォルニア州カーソンで王座統一戦が予定されていたが、ドネア先月6月30日(日本時間)この一戦をキャンセル。
 そこでカシメロの相手にWBA世界同級レギュラー王者のギジェルモ・リゴンドー(40=キューバ)が再設定になったとESPNが昨夜報じた。

▶︎【動画】リゴンドーが劣勢からの逆転KO勝利、カシメロのダウンを奪うシーンも

 ドネアのキャンセル理由はカシメロがドーピング検査の承認を遅らせたことや、カシメロ陣営がドネア陣営に対しての侮辱発言が理由として挙げられる。

 キャンセル報道のあった先月30日、カシメロのプロモーターであり、マニー・パッキャオのMPプロモーションズ社長であるショーン・ギボンズは「試合は行われる。”私が保証する」と答えていたが、同社長は現地時間の先週3日(土)、ESPNの取材に対しカシメロとリゴンドーのバンタム級タイトルマッチが再び8月14日に同地カーソンにて決定したと答えた。

カシメロと対戦するWBAレギュラー王者のリゴンドー

 この対戦カードは元々同日(8.14)に対戦すると4月に発表されていた。ESPNによると、それがドネア戦に変更になった理由として、ドネアが、5月にノルディン・ウバーリをKOしタイトルを奪還に成功したためとする。そこで主催のプレミア・ボクシング・チャンピオンズは、カシメロとドネアのタイトル統一戦を進める方向で動き、リゴンドーは身を引いたという。そして6月20日にドネアvsカシメロが発表になったが、結局元のカードに戻ることになった。

 4団体統一戦は、各団体のトップ王者で争う。WBAにはリゴンドーの世界同級レギュラー王者の上に世界同級スーパー王者の井上尚弥がおり、WBO王者のカシメロとWBC王者のドネアが統一戦で対戦すると、2団体統一王者が誕生し、あとはWBAスーパー、IBF同級王者の井上が対戦するだけで4団体統一王者が誕生するはずだった。
 少し期間が伸びたバンタム級4団体統一への道、まずはWBOのカシメロの防衛戦、果たしてリゴンドーが勝ち、団体統一戦線に加わることができるか。

▶︎次ページは【動画】リゴンドーが劣勢からの逆転KO勝利、カシメロのダウンを奪うシーンも

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