2021/07/09（金）UP
（最終更新：2022/02/26 04:15）

天海ツナミ（左）がV4戦に向け計量パス、強敵エストラーダを迎える(C)DAZN

　7月10日（日本時間）米国ロサンゼルスにて行われるプロボクシング WBO女子世界ライトフライ級（-48.99kg）タイトルマッチ１０回戦の前日計量が本日（9日・日本時間）行われた。
　王者・天海ツナミ（36=山木）は370アンダーの48.62kgでパス。
　挑戦者でＷＢＡ世界ミニマム級（-47.6kg）王者で女子最短KO記録を持つセニエサ・エストラーダ（29＝米国）は10gアンダーの48.98kgで一発パスした。

【動画】女子世界記録の驚愕の7秒KO、エストラーダの連打で相手が失神

　天海は初の米国のリングでの試合。４度目の防衛戦となる。戦績は28勝（16KO）12敗１分で世界2階級制覇王者。この12敗のうち10敗は海外戦（メキシコ7、チリ1、韓国2）だ。海外の勝利は韓国での4戦で米大陸での勝利はない。ここ5戦は４勝（3KO)１分けで、この１分は19年7月に3階級制覇を狙い１階級上の藤岡奈穂子のフライ級のベルトに挑んだときのものだ。現在２連勝中で勢いづくだけに勝利に期待したい。

　対するエストラーダは昨年7月のWBC世界ライトフライ級シルバー王座の防衛戦で女子ボクシング史上最短となる7秒でKO勝利。今年3月に約8年王座に君臨していたアナベル・オルティスに判定で勝ちWBA女子世界ミニマム級王座を獲得。この勢いで２階級制覇を目指す。戦績は20勝（8KO)無敗。

　なお、同じ大会で開催される世界5階級制覇者でWBA女子世界フライ級王者の藤岡奈穂子（45=竹原&畑山）と同級6位のスレム・ウルビナ（30＝メキシコ）も計量パス。この試合はDAZNで生中継される。

【選手データ】
・天海ツナミ(36=山木)身長158cm、リーチ159cm、構え：右、戦績28勝（16KO）12敗１分、主なタイトル：WBO女子世界ライトフライ級王者、元WBA女子世界スーパーフライ級王者

・セニエサ・エストラーダ（29＝米国）身長157cm、リーチ160cm、構え：右、戦績20勝（8KO）無敗、主なタイトル：現WBA女子世界ミニマム級王者、現WBC女子世界ライトフライ級シルバー王者、元WBA女子世界フライ級暫定王座

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