【RISE】天心の空手時代ライバル・南原健太がデビュー、相手はRIZINでテコンドー王者・江畑を倒した佐野勇海
7月28日(水)東京・後楽園ホールにて開催される『RISE 151』の追加対戦カードが発表された。
極真会館(松井章奎館長)第35回(2018年)全日本ウエイト制空手道選手権大会重量級準優勝・南原健太(極真会館)がプロデビュー。-85kg契約(3分3R)で、佐野勇海(NJKF拳之会)と対戦する。
南原は幼年期から極真空手を学び、8歳で初めて国際大会で優勝。以後優勝・上位入賞を繰り返し、高校生になり一般の部でも頭角を現すと、15年の全世界空手道選手権大会で、史上最年少17歳で日本代表となった。
18年の全日本ウエイト制では重量級・準優勝。ちなみにこの18年の全日本ウエイト制では、軽量級で現RISEウェルター級王者・ベイノアが優勝、また中量級では5月大会でデビューし判定勝利した樋口知春が優勝と、RISE参戦勢たちが大活躍している。
そして南原の小学生時代のライバルが、那須川天心だった。那須川も極真空手の出身で、2009国際青少年空手道選手権大会10歳男子-40kgの部で優勝している。
小学生時代、那須川と常に上位回戦で対戦していた南原は以前、「那須川選手は動きがものすごく速くて、胴まわし回転蹴りが巧かったですね。2度負けたのですが、1度は体重判定、もう1度は胴まわしで技有りを取られました」と当時の印象を語っている。
対戦成績は8戦して南原の6勝2敗。試合は無差別級で、当時から那須川は30kg、南原は60kgと倍の体重差があった。小学生の高学年になるとクラスが体重別に分かれるため、自然に対戦する機会がなくなり、小学校を卒業する頃に那須川はキックに転向していった。
その南原が、満を持してRISEでキックデビュー。元RISEヘビー級王者で、極真会館の先輩・清水賢吾以来待望の重量級選手誕生となる。
対戦相手の佐野は、NJKF拳之会の期待の新鋭だ。昨年3月にピーター・アーツの息子マルシアーノ・アーツと対戦すると、3RにパンチでKO勝ち。その実績を買われ昨年10月のRIZINに参戦すると、テコンドー全日本9連覇・江畑秀範から会心のダウンを奪い判定勝利している。
佐野はテコンドー王者に続き、極真空手のエリートにもプロの洗礼を浴びせるのか。それとも南原がベイノア、樋口に続き極真勢の強さを知らしめるのか。
<対戦決定カード>
▼-85kg契約 3分3R
佐野勇海(NJKF拳之会)
vs
南原健太(極真会館/第35回全日本ウエイト制空手道選手権大会準優勝)
▼-61kg契約 3分3R
藤井重綺(トイカツ道場)
vs
三輪力斗(真正会/第281回新空手道交流大会 K-2JAPAN CUP選抜トーナメント 65kg以下優勝)
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