2021/07/18（日）UP
（最終更新：2021/07/18 17:42）

右ヒザ蹴りを放つ大﨑

RISEクリエーション
『Cygames presents RISE WORLD SERIES 2021 OSAKA』
2021年7月18日（日）エディオンアリーナ大阪・第一競技場

▼第6試合　RISE DEAD OR ALIVE 2021 -53kgトーナメントリザーブマッチ　3分3R延長1R
○大﨑孔稀（OISHI GYM/RISEスーパーフライ級3位、BOMバンタム級王者、WMCスーパーフライ級王者、J-NETWORKスーパーフライ級王者）
判定3-0　※30-29×2、30-28
●金子　梓（新宿レフティージム/RISEスーパーフライ級9位）
※大崎がリザーバーの権利を獲得

　大﨑はBOMバンタム級王座、WMCスーパーフライ級王座、J-NETWORKスーパーフライ級王座など多くのタイトルを獲得してきた実力者。近年は兄の一貴と共にRISEの舞台に上がりKO勝利を飾ると、今年4月にはタイの本場で活躍する福田海斗に勝利してBOMのベルトを腰に巻いている。

　金子は空手とレスリングをバックボーンに持ち、フィジカルの強さと止まらない攻撃で対戦相手を圧倒するスタイル。スーパーフライ級王者・田丸辰との王座決定戦など多くの激闘を演じてきたファイター。18年11月から20年9月までは、6戦5敗とかなり苦しい時期も経験したが、今年は2連勝を飾っており復活の兆しを見せている。

　1R、普段右構えの金子はサウスポーに構える。大﨑は右ミドルを蹴ると、金子は左ローを返す。大﨑はワンツーを伸ばして左フック。金子も左の前蹴り、左ミドルを蹴る。金子の前進に対しては右のヒザ蹴りや前蹴りで迎え撃つ大﨑。終盤、大﨑は強烈な左のボディフックを強打する。

　2R、金子の前進の大﨑が右ストレートをヒット。左右のローキックを散らす金子に対して、大﨑は左のジャブ、右ヒザ蹴りを2度放つ。金子は下がらずに左右のフックを見舞う。大﨑は右のボディフックから右のヒザ蹴り、終盤にはカウンターの左フックを効かせて攻勢に出る。

　3R、左ミドル、前蹴りで牽制する大﨑。金子は前に出て左ローを走らせる。金子は左ミドル、ローの手数を増やす。大﨑はカウンターの右ストレートをヒット。金子は気持ちで前に出て左ミドルからの左右のフック。大﨑は右ヒザで応戦する。両者とも引かずに終了のゴングを迎えた。