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【シュートボクシング】RENAとの対戦を熱望するMISAKI、19歳新鋭相手に「RENA戦に繋げるためにも倒さないといけない」=7.29 Girls S-cup

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2021/07/21(水)UP

圧倒的な勝利を目指すMISAKI(写真:17年=寺山日葵戦)

 7月29日(木)東京・浅草花やしき・浅草花劇場にて開催される『SHOOT BOXING Girls S-cup2021 -road to tournament-』で坂田実優(19=FASCINATE FIGHT TEAM)と対戦する、SB日本女子ミニマム級1位・MISAKI(25=TEAM FOREST)のインタビューが主催者から届いた。

 MISAKIはSB女子軽量級を代表する選手。昨年8月にぱんちゃん璃奈とのREBELS-BLACK 女子46kg級 初代王座決定戦では惜しくも判定で敗北するも、今年に入り、2月に祥子JSK、6月にERIKOを撃破し、2連勝と波に乗る。これまでは“猪突猛進”のスタイルを貫いてきたが、的確性を重視したファイトスタイルにチェンジし、更なる進化を目指す。

 猪突猛進スタイルを卒業した戦いを意識するMISAKIだが、“卒業後”の2試合について、祥子戦は「祥子選手が綺麗に戦う選手だったので、つまらない試合でもいいから行き過ぎず、相手の出方を見ながら『MISAKIは離れた距離でも戦えるし、綺麗に戦うことができるんだぞ』という部分を見せた上で勝つことをテーマにしていて、実際に勝つことができたので良かったなと思います」と満足。

前戦で、ERIKOに的確なパンチを当てるMISAKI

 6月のERIKO戦については「ERIKO選手は前に出る選手なので後半はどうしても組み合うシーンが多くなってしまい、あれが100点とは思いませんが、祥子戦の時よりは私の好きな試合ができたと思います。でも、ボディだけを狙おうと思ったらそこだけを攻撃してしまう場面もあったので、もうちょっと冷静に頭を使う戦い方をしたいですね」と、課題ができた試合になったと振り返った。

 今回の対戦相手の坂田は現在19歳で4戦とキャリア自体は浅いが、第6代RISEライト級王者・原口健飛率いるFASCINATE FIGHT TEAM所属の期待の新鋭。その印象を尋ねると「昨年10月のRISEで坂田選手と同じジムの小林愛理奈選手と対戦する予定だったのですが(MISAKIが頚部リンパ節炎に罹りドクターストップのために中止)、その時に小林選手の妹分の選手がいるんだなと初めて存在を知りました。今回の試合が決まってから坂田選手の試合映像を初めて見たら、空手出身でスイッチした戦いもできて、パンチ、蹴りと何でもできるめちゃくちゃうまい選手だなと」と警戒する。

MISAKI(左)と坂田実優(右)が激突!(C)SHOOT BOXING

 その上で理想的な試合展開を問うと「今の女子選手は強くて巧い選手が凄く多く、そんな中で私が巧い戦いをしても全然目立ちませんが、どんな相手でも倒せれば周りから一目置かれる存在になります。前回のERIKO選手は倒さないといけない相手だったけど倒せず、この階級で倒せる選手にならないと上には上がっていけないと思います。私の階級の46kgのタイトルが新設され、年内にタイトルマッチをやらせていただくためにも、今回も前哨戦として勝つのは当たり前、とにかく倒すことを意識したいと思います」と、ダウンを取っての圧勝か、KO勝利を狙う。

 4月の寺山日葵選手とのエキシビションマッチ後に、RENA戦をアピールしたMISAKI。そのことも意識しているか尋ねると「それはもちろんそうなのですが、タイトルを獲ることがまず重要かなと。RENA戦につなげるためにも今回倒さないといけないですし、しっかりと勝ってRENAさんに認めてもらえるような存在にならないといけないと思います。まだRENAさんの足元にも及んでないと思いますし、『RENAさんとの試合が見たい』と周りからも認められるような試合も見せます」と、意気込んだ。

MISAKI(C)SHOOT BOXING

 アピール後にRENAと会話があったかを問うと「まだお会いしていないのですが、RENAさんと戦いたい選手もたくさんいるわけで、まだ気にも留められていないんじゃないかと思っています。RENAちゃんの残りの数戦って、キックボクシング引退カウントダウンが始まっている那須川天心選手と同じぐらい貴重なものなんです。残り数試合で誰とやるんだろうと言われている中で、私がそこに名を連ねられるような試合をしないといけないので、急ピッチで仕上げていきたいと思います」と、語った。

 MISAKIは最後に「私の理想のスタイルにはちょっとずつ近づけていて、気持ちの強い試合も見せられると思います。何より、倒せる試合ができるように練習をして変われていると思うので、これからも私の成長に期待して2年越しのタイトルマッチに向けた戦いに注目して下さい。悔しいですが今はコロナ禍なので声を出さずに応援よろしくお願いします(笑)」と、ファンにメッセージを送った。

▶︎次ページ【動画】は、MISAKIの“ボディ強化”の壮絶特訓!ぶら下がった状態で、腹パンチの連打!

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