【K-1】京太郎とクルーザー級王者カリミアンがヘビー級マッチで激突「どんな相手でも戦う自分は覚悟が違う」(京太郎)
9月20日(月・祝)神奈川・横浜アリーナで開催される『K-1 WORLD GP 2021 JAPAN〜よこはまつり〜』の第2弾の対戦カード発表記者会見が、8月4日(水)都内にて行われた。
K-1ヘビー級(-100kg)ワンマッチで、京太郎(35=チーム京太郎)と、初代・第3代K-1WORLD GPクルーザー級王者のシナ・カリミアン(33=POWER OF DREAM)が対戦する。
京太郎は元々旧K-1を主戦場とし、09年には第2代K-1ヘビー級世界王者に就いた。11年に転向したプロボクシングでは日本、OPBF東洋太平洋、WBOアジアパシフィックヘビー級王座を奪取。昨年突如K-1への参戦を電撃発表し、今年3月の復帰初戦でBigBangヘビー級王者の実方宏介をKOで下した。
対するカリミアンは18年に初代K-1クルーザー級王座決定トーナメントで優勝し、同級王座を奪取。しかし昨年11月にK-Jeeに敗れ、3度目の防衛に失敗。今年3月のK-Jeeとのダイレクトリマッチでは、バックハンドブローで逆転KO勝ちし、再び王座に返り咲いた。
会見では、カリミアンがクルーザー級のベルトを肩にかけて登場。一方の京太郎はアメコミの人気キャラクター、ハルクとアイアンマンのコスプレをした2名を従えての登場。二人が着ているTシャツには、カリミアンの3月のK-Jee戦の写真がプリントされており、「バックハンド禁止!笑」「パンチ見えてるー!?笑」とメッセージが添えられていた。
京太郎はカリミアンの印象について「今まで同様、相手の試合はほとんど見ないので。旧K-1の時も相手の試合をほとんど見なかった。実際、リングに立たないと相手の力なんて分からないし、見てもしょうがない。一つ言えるのは、90kgでやっている人と、どんな体重でも、2m、3mでも、どんな相手でも戦おうとしている人と覚悟が違う」と、覚悟の違いを強調した。
一方のカリミアンは「ヘビー級で戦うことで重要なのは、体の強さや体重ではなく、精神力だと、私も思う。自分の過去を話すと、18年の戦い(クルーザー級トーナメント)で1日で3試合を戦った気持ちで今回も戦いたい。私も京太郎選手の試合を見ていないが、印象は赤頭だという位だ」と切り返した。
京太郎のプロボクシングキャリアの高さに話が及ぶと、カリミアンは少しムキになった様子で「気にしない。それなら、ボクシングマッチでやろうじゃないか」と語気を強めると、京太郎が「ボクシングはバックハンドブロー禁止なんで、それだけお願いします」と揶揄。
すると、通訳者の訳を待たずにカリミアンが「イイヨ、ダイジョウブ」と日本語で回答。これには、流石の京太郎も「日本語わかるんかい」と一本取られたとばかりに苦笑い。会見会場も笑い声に包まれた。
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