【UFC】ヘビー級正規王者ガヌーが統一戦に意欲、暫定王者ガーヌに「キミは正当な挑戦者だ」

2021/08/09（月）UP
（最終更新：2021/08/14 10:42）

　8月8日に開催された『UFC 265』のメインイベント、ヘビー級暫定王座決定戦で、シリル・ガーヌ（フランス）がデリック・ルイス（米国）をTKOで下し暫定王者となったが、正規王者のフランシス・ガヌー（34=カメルーン）が試合後すぐに、自身のSNSにガーヌへメッセージを送った。

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　ガヌーはツイッターに「ガーヌの見事なパフォーマンスだった！これで、彼は正当なコンテンダー（挑戦者）となった。ボーイ、すぐに会おう」と、統一戦に前向きな姿勢を見せた。

　今年3月末にスティぺ・ミオシッチをKOで下し新王者になったばかりのガヌーは、当初この8月の大会で自身の初防衛戦をルイスを相手に行う流れだったが、僅か4ヶ月間でのタイトル戦は準備が難しいとしてルイスとのタイトル戦は実現しなかった。

　ガヌーは3年前にルイスに判定で敗れているが、ガヌーにとっては因縁のルイスに一つも良いところを出させず、圧倒してTKO勝利を収めたガーヌは、UFCヘビー級史上最強王者の呼び声が高いガヌーの初防衛戦を相手として申し分ないだろう。

　また、ガヌーは17年からフランスから米国に移住し、現在エクストリーム・クートゥアで練習をしているが、それまでは、ガーヌが所属するフランス名門ジムのMMAファクトリーで汗を流していた。つまり、ガヌーとガーヌの対戦は元同門同士の争いとなる。

　果たして、注目の統一戦は年内に実施されるのか。今後の動向に注目が集まる。

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