2021/08/10（火）UP
（最終更新：2021/08/10 12:46）

UFC参戦が期待されるハドリー、怒れるキングコングの様な怒涛のパウンド！@CageWarriorsより

　9月21日（現地時間）に米国ネバダ州ラスベガスで行われるUFC登竜門企画『ダナホワイト・コンテンダーシリーズ』に参戦するフライ級の新星ジェイク・ハドレー（25=英国）に注目が集まっている。
　ハドレーが主戦場とする英国MMA団体『Cage Warriors』が応援する意味もあるのだろう、9日に団体の公式SNSでハドレーのKO映像を公開した。

【動画】は、UFC入り期待の新星ハドレー、“キングコング”の様な獰猛パウンドKO！

　ハドレーは元Cage Warriorsフライ級王者。18年にプロデビューすると無敗の快進撃で、19年に南アフリカのプロモーションEFCでフライ級の王座を獲得。昨年12月にCage Warriorsのフライ級タイトル戦で、前王者のルーク・シャンクスを判定で下し、2本目のベルトを手にした。今回のダナホワイト・コンテンダーシリーズに参戦するため、Cage Warriorsのベルトは返上。デビュー7戦無敗の勢いのまま、UFC入りを狙う。

　Cage Warriorsが公開したハドレーのKO映像は、昨年9月に初参戦した時のもの。ハドレーは、プロ14戦のベテラン、シャヒードゥル・ハク（バングラデシュ）を相手に序盤からスタンドの打撃で圧倒。1R残り30秒、ハドレーの左ハイキックにガードの上から効かされたハクが崩れると、ハドレーがパンチラッシュ。逃げようとするハクを後ろから組みつき倒し、そこからパウンドの嵐。ハクは失神し、レフェリーが試合を止めた。

　ハドレーはその野獣のような獰猛な戦い方から、“ホワイトコング”の愛称を持っているが、大きく振りかぶって拳を何度も叩き落とす姿は、怒れるキングコングそのもの。勝利後、ケージ内をキングコングの様にポーズを取り、悠々と歩く姿も魅力的だ。

　来月の『ダナホワイト・コンテンダーシリーズ』で、ハドレーは、元PRIDEヘビー級王者・アントニオ・ホドリゴ・ノゲイラが主宰するチーム・ノゲイラ所属でジャングルファイトのフライ級王者・クレイドソン・ロドリゲス（25=ブラジル）と対戦する。

　果たして、ハドレーはこのブラジル強豪を倒して、勝利のキングコングポーズを披露することができるか。

【選手データ】（2021年8月10日現在）

ジェイク・ハドレー（25歳・Jake Hadley・英国）
階級：フライ
戦績：7勝(2KO・3一本)無敗（TAPOLOGY参照）
備考：元EFC＆Cage Warriorsフライ級王者