【ボクシング】ロマチェンコの次戦は、年末に元IBF王者カミーか、再戦希望のロペスはコロナ延期で試合未確定
元世界ライト級3団体統一同級王者で元3階級王者のワシル・ロマチェンコ(33=ウクライナ)の次戦は、元IBF世界ライト級王者リチャード・カミー(34=ガーナ)との一戦の可能性が高いようだ。
12月11日マディソン・スクエア・ガーデンでの開催で交渉が進んでいると米ニュースメディアESPNが報じた。
今年6月、中谷正義(帝拳)をTKOに下したロマチェンコ。次なる相手は、昨年10月にロマチェンコに判定勝利し、4団体統一王者となったテオフィモ・ロペス(米国)と期待されていたが、そうはならないようだ。
ロマチェンコはロペス戦直後に右肩を手術、回復次第リベンジを望んでいたが、まずは中谷と復帰戦を行った。
そして今年中にロペス戦を希望していたが、ロペスが6月に予定していたIBF指名防衛戦の前にロペスが新型コロナウイルスに感染。防衛戦は8月に延期となっていたが、さらにズレ込み10月に開催が計画されている。昨日、開催地が豪州からアメリカ国内に方向転換するなど、延期になる可能性も含んでおり、正式発表が待たれる。
この状況の中で、ロマチェンコvsカミーが進行している。
現在WBCライト級6位のカミーは、19年12月のIBF世界ライト級王者時に、当時同級1位だったロペスと対戦。2RTKO負けで王座を奪われている。しかし今年2月の1年2ヶ月ぶりとなる試合で、KO勝利で再起してみせた。
戦績は29勝2敗で、29勝のうち26がKO勝ちという強打者だ。ロマチェンコとはIBF王座獲得後に交渉が進んでいたが、カミーのケガで流れた経緯がある。
ロペスが19年に判定勝利した中谷正義に、6月TKO勝利したロマチェンコ。今回またもロペスがかつて戦った男を相手に戦い、王座奪還を待たねばならないようだ。ロマチェンコは中谷戦後、ロペスとは「年末でも来年の1月でも2月でもいい」と語っており、ロペス戦は来春になる可能性がある。
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