【ボクシング】パッキャオ、スペンスが網膜裂孔で8.21辞退、代打はパッキャオが休養王者降格によりスーパー王者昇格となったウガス

2021/08/11（水）UP
（最終更新：2021/08/11 20:09）

　8月21日（土）にラスベガスのT-モバイル・アリーナで行われる、ボクシング6階級制覇王者でWBAウェルター級休養王者のマニー・パッキャオ（42＝フィリピン）vs.現WBC・IBF世界ウェルター級王者エロール・スペンス・ジュニア(31=米）のウェルター級タイトル戦は、スペンスが左目の網膜に穴や裂け目ができる網膜裂孔（もうまくれっこう）のため辞退。
　スペンスの代わりにWBAウェルター級スーパー王者のヨルデニス・ウガス（35＝キューバ）が参戦する。

【動画】こんな連打見たことない！ウガスの凄まじい連打

　スペンスは、9日（現地時間）に行われた試合前の健康診断で、網膜裂孔が判明。明日手術を受ける予定だ。
　パッキャオは2019年7月の最終戦でキース・サーマンを破ってWBAスーパー王者となったが、それ以降試合ができておらず、WBAは今年1月、パッキャオを休養王者に降格。レギュラー王者だったウガスがスーパー王者に昇格した。パッキャオは実力で獲得したスーパー王者のベルトを取り戻しに行く。

　ウガスはパッキャオvsスペンスのアンダーカードでタイトルの防衛戦をする予定だったため、準備はできている。パッキャオはベルトを取り戻すことができるか。

　ウガスは北京五輪金メダリスト。20年9月に空位のWBAウエルター級王座決定戦に判定で勝利しレギュラー王者に。21年1月にスーパー王者のパッキャオが休養王者降格に伴いスーパー王者に昇格。今回が初防衛戦となる。

♢選手データ　
マニー・パッキャオ（42＝フィリピン）身長166cm/リーチ170cm/構え：左/戦績62勝(39KO)7敗2分/KO率54.93%/主なタイトル：元6階級制覇王者、現WBAウェルター級休養王者※休養王者に降格前はWBA（防衛2）
vs
ヨルデニス・ウガス（35=キューバ）身長175cm/リーチ175cm/構え：右/戦績26勝(12KO)4敗/主なタイトル：現WBAウェルター級スーパー王者(防衛0）、北京五輪ライト級銅メダリスト

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