【ボクシング】休養王者となったパッキャオ、マクレガーに代わり5月にライアン・ガルシア戦か
ボクシング6階級制覇王者でWBA世界ウェルター級スーパー王者のマニー・パッキャオ(42=フィリピン)が一昨日の1月30日(日本時間)に休養王者にするとWBAは発表した。よって現正規王者のヨルデニス・ウガス(34=キューバ)がスーパー王者へ昇格する。ウガスは昨年9月にアベル・ラモス(米)に2-1のスプリット判定で勝利してWBAウェルター級正規王座を獲得している。
パッキャオは2019年7月にアメリカ人のキース・サーマンに2-1のスプリット判定で勝利しスーパー王者のベルトを獲得したが、それ以降1年半の間ベルトを防衛していなかった。
イギリスの大手ギリスの日刊タブロイド紙『THE SUN』ではパッキャオは今年、UFCのコナー・マクレガーと戦うための協議に入っていたが、マクレガーがUFC復帰戦でダスティン・ポイエーにKO負け。その代わりに、パッキャオはWBCライト級暫定王者であるライアン・ガルシア(22=米)と対戦することになったと報じている。
ガルシアは今年1月に米『WBC世界ライト級暫定王座決定戦』でルーク・キャンベル(33=英)と正規王者デビン・ヘイニーへの指名挑戦権をかけて対戦、7R1分58秒、KOでガルシアが勝利し暫定王座を獲得している。
パッキャオvsガルシアはエキシビションの予定だが、一部では公式戦となるのではという情報もある。パッキャオのウェルター級(66.68kg)とガルシアのライト級(61.24kg)の体重差では公式戦は厳しいとは思うが、ガルシアはパッキャオと真剣勝負で戦いたい気持ちが強い。
米大手スポーツニュースサイトESPNにガルシアは「これは本物の戦いであり、パッキャオをKOしようとすることは止められない」と主張。「8オンスか10オンスのグローブを着けて ヘッドギアなしで リングに上がった2人がいたら それがエキシビションなのか 本物の試合なのか教えてくれ。ピローパンチ(クッションのある柔らかいパンチ)を投げるつもりはない」と語っている。
ガルシアの代理人であるグアダルーペ・バレンシアは30日にESPNに両ボクサーの非公開試合への関心は高く、可能性のある日として4月の最終週か5月の第1週を挙げている。
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