【ボクシング】パッキャオ苦悶の表情、この激痛に耐える鍛錬法は一体!?
WBAウエルター級休養王者マニー・パッキャオ(42=フィリピン)はWBC・IBF統一ウェルター級統一同級王者エロール・スペンスJr(31)とのタイトル戦(8月21日※日本時間22日・米ラスベガス)に向けトレーニングを強化している。
激しいトレーニングで定評のあるパッキャオだが、昨夜、棍棒で腕、肘、腹を叩く動画を自身のTwitterにアップ。「NO PAIN NO GAIN!※痛みがなくては何も手に入らない」とメッセージを添えた。
【動画】これは一体!? パッキャオ苦悶の表情、激痛に耐える鍛錬法
各部位を数十回叩かれ、時にはうめき声を上げるパッキャオ。ボクシング関係者に聞くと、これはフィリピンの選手がよくやる体の鍛錬で、実際体験するとかなり痛かったとのこと。腕だけでなく上半身全体を叩くようだ。パッキャオもお腹をその棒で叩かれていたが、右レバー周辺もよく叩いていた。肋骨を鍛えているのか、それとも別の効果があるのか。
フィリピン武術にカリ・アーニスと言う、2本の棒を使った武術がある。ブルースリーもその武術を応用し映画に用いている。カリの棒にはいろんな種類があるが、この棒はその一つではないだろうか。その武術の鍛錬法なのかもしれない
空手や中国武術にも部位鍛錬がある。骨を叩こことで、その骨の表面が傷つき、その修復を重ねることで骨が強くなると言うもの。スネや腕、肘をぶつけ鍛える。ある空手流派では大きな石に向かい叩き、鍛えるところもある。
また、鍛えたい部位の筋肉をしっかり意識させパフォーマンスを向上させるために叩くタッピングというものがある。トレーニング中に鍛えたい筋肉を叩かれることにより、自然とそこに意識が行き、筋肉のパフォーマンスを上げるというもの。
この叩くトレーニングには諸説ありそうだが、スぺンス戦に向け、年齢差に負けない身体に仕上げ、勝利につなげてほしいところだ。
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