【ボクシング】カシメロ側、井上の前にドネア戦を望む「ドネアは井上とは戦わない」
昨日15日(現地時間14日)、WBO世界バンタム級タイトルマッチで王者ジョンリエル・ カシメロ(32=フィリピン)が前WBA同級レギュラー王者ギジェルモ・リゴンドー(40=キューバ)を判定2-1で下しカシメロが4度目の王座防衛に成功した。
試合後、カシメロの記者会見が行われ、まずはリング上のマイクアピールと同じく、統一戦に向け「三人倒す計画がある。一人目のリゴンドーはすでに倒した。二人目はドネア、その次がナオヤ・イノウエだ」と、WBC同級王者ノニト・ドネア、そして最後にWBAスーパー・IBF王者井上尚弥の名前を挙げながら、中指を立てた。
【動画】会見でも中指を立て「ドネアの次は井上尚弥だ!」と言うシーン
記者からの「そのドネアと井上の両者が対戦しそうだが、どうする?他に戦いたい選手はいる?それとも待つ?」との質問が飛んだ。
それにカシメロと契約するマニー・パッキャオのMPプロモーションズ社長のショーン・ギボンズ氏が反応し「我々はドネア戦を望んでいる」とし
「ドネアは契約書にサインをしたんだ。男だろ、ビビらず、立ち上がれ。ヤツは井上と闘わない。ドネア、お前は契約書にサインをしたんだから、本当の戦いを求めるなら、我々と戦え。逃げるな」と語った。
ギボンズ氏は6月にドネアが契約書にサインしたことを述べ「ドネアは井上とは戦わない」とまで強調した。
カシメロとドネアは昨日、WBC,WBO王座統一戦を戦うはずだったが、ドネアは6月30日(日本時間)この一戦をキャンセル。キャンセル理由としては、カシメロがドーピング検査の承認を遅らせたことや、カシメロ陣営からドネア陣営に対しての侮辱発言が挙げられる。当時ギボンズは「試合は行われる。私が保証する」と答えていたが、ドネアとの対戦とはならなかった。
カシメロ側は契約をキャンセルされた経緯から強くドネア側と交渉する姿勢だ。しかし、ひとつの筋として考えると、井上はドネアに勝ちWBAスーパー王座を奪取、WBAとIBFの2団体王者となっていることから、WBOのカシメロとWBCのドネアが統一戦をし、どちらかが2団体王者となってから井上と戦うのもありだろう。さて、カシメロvsドネア、井上の次戦はどうなるか。井上はどちらかと年内に実現の方向で動いていると言う。今後の動向に注目したい。
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