【ボクシング】パッキャオ「ウガスの成功を願っている」
昨日22日、米ラスベガスにて行われた『WBAスーパー世界ウェルター級タイトルマッチ』でWBAウェルター級休養王者のマニー・パッキャオ(42=フィリピン)がWBA同級スーパー王者のヨルデニス・ウガス(35=キューバ)に3-0の判定負けを喫した。
試合は一進一退、パッキャオの細かいパンチがヒットもウガスのリーチあるジャブ、そして強烈な右フックに苦しんだ。
試合後、ESPNのインタビューに2、3ラウンド、両足が痙攣を起こし、動けなかったとも話した。試合前にふくらはぎの肥大化を指摘する報道もあったが、もしかするとオーバーワークによる腫れもあったかもしれない。
パッキャオはインタビューで「引退を考えている」とし、試合後の記者会見では「心の中では戦い続けたいと思っている。しかし、自分の身体のことも考えなければならない」と答えていた。
一夜明け、本日23日午後にパッキャオはSNSを更新。対戦相手のウガス、世界のファン、母国フィリピン人、家族、そして神に感謝した。
「闘う力を与えてくれた神に感謝したい。いつも私のそばにいてくれる家族にも感謝している。ウガス氏と彼のチームを祝福したい。私は違う結果を望んでいたが、彼の成功を願っている」と勝者ウガスをここで称え、成功を祈ると言ったということは、ほぼ引退を決意したということではないだろうか。
続けて「世界中で見守ってくれたファンの皆さん、ありがとう。これまで私を支えてくれたすべてのフィリピン人に感謝したい。自国を代表することができてとても誇りに思う。勝利を皆さんと共にできなかったのは残念だが、ベストは尽くした。心の底から、ありがとう。皆さんに神のご加護を」とファンにメッセージを送った。
フィリピン上院議員のパッキャオは5月の大統領選挙への立候補を視野に入れている。出馬の正式表明は1ヶ月ごとのことだ。
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