【HEAT】アビラル・ヒマラヤン・チーターが防衛戦でK-1ファイター藤村大輔を迎え撃つ、柔術王者イゴール・タナベがプロMMAデビュー
10月17日(日)愛知・名古屋国際会議場にて開催される『HEAT 49』の対戦カードが発表された。
K-1でも活躍を見せる第4代HEAT KICKミドル級王者アビラル・ヒマラヤン・チーター(試合時22=志村道場)が防衛戦に登場。挑戦者にK-1を主戦場とする藤村大輔(32=K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)を迎える一戦が決定した。
アビラルは2016年にネパールから来日。デビューから10戦9勝(8KO)1敗という高いKO率で進撃すると、昨年1月にHEATキックルール ミドル級王座を奪取した。同年12月にK-1初参戦を果たし、現王者の木村”フィリップ”ミノルから1Rにダウンを奪い大きなインパクトを残した。今年3月にはK-1のビッグマッチ『K’FESTA.4 Day.2』で小鉄にKO勝利。4月にはホームリングのHEATで吉田英司を3度倒す快勝を見せたが、7月のK-1九州大会では和島大海から先制のダウンを奪うも、最後は和島のローキックに屈した。戦績は14戦11勝(10KO) 3敗。
藤村は2015年8月にKrushでK-1グループデビュー。2019年3月の神保克哉戦後にK-1 GYM SAGAMI-ONO KRESTに移籍。日本vs中国・7対7全面対抗戦において強豪ドン・ウェンフェイに判定勝利、今年3月には第3代K-1スーパー・ウェルター級王者決定トーナメントのリザーブファイトで小鉄から勝利と、着実に実績を積み重ねている。しかし、20年の8月MIKE JOE戦、11月の城戸康裕戦と連敗を喫した。今年1月には『K’FESTA.4』での「日本vsタイ 5対5」対抗戦のメンバーに選出されるも、新型コロナウイルスの影響により大会が延期に。藤村の試合は中止となり、再起戦が宙に浮いている状態となっていた。
MMA戦では、柔術王者イゴール・タナベ(21=IGLOO)がMMAデビュー。同じくプロMMAデビュー戦を迎える清水洸志(25=MMA RANGERS GYM)を迎える。
タナベは2018紫帯ギ、ノーギ世界王者の実績を持つ柔術家。2020年『第21回全日本ブラジリアン柔術選手権』では、黒帯ウルトラヘビー級の決勝でMMAやプロレスなどで活躍する関根“シュレック”秀樹を下し優勝を果たしている。今年4月の『HEAT 48』ではグラップリングマッチへ出場し、アンディ・コングからアームバーで一本勝ち。満を持してMMAの戦場に足を踏み入れる。
対する清水は2020アマ修斗EXトーナメントのミドル級を制した実力者。タナベと同様に今回がプロMMAデビュー戦となる。
その他、MMA戦では和田教良vs堺龍平、キック戦ではノラシン・スペチアーレジムvs一仁、ワンチャルーム・スペチアーレジムvsポッシブルKが発表されている。
<決定対戦カード>
▼HEAT KICKミドル級タイトルマッチ3分5R
アビラル・ヒマラヤン・チーター(志村道場)
vs
藤村大輔(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)
▼HEAT MMAミドル級 5分3R
イゴール・タナベ(IGLOO)
vs
清水洸志(MMA RANGERS GYM)
▼HEAT MMA フライ級 5分3R
和田教良(ガイオジム)
vs
堺龍平(MMA RANGERS GYM)
▼HEAT KICK 58kg 3分3R
ノラシン・スペチアーレジム(大石ジム)
vs
一仁(真樹ジム愛知)
▼HEAT KICK 60kg 3分3R
ワンチャルーム・スペチアーレジム(大石ジム)
vs
ポッシブルK(Sublime guys ・翔拳道)
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