【ボクシング】ロドリゲス、井岡に判定負け後の不満も一転「再び栄冠を手にするため頑張る」
昨日1日、WBO世界スーパーフライ級王者・井岡一翔(32=志成)が、2階級制覇を狙うフランシスコ・ロドリゲスJr(29=メキシコ)に判定3-0(3者とも116-112)の4ポイント差で勝利、3度目の防衛に成功した。
この試合後、ロドリゲスは会見で不満を語った。「自分のホームではないので、こうなるのも予想していた。ジャッジ3人は日本人、レフェリーも日本で仕事をしている人だった」と語った。
確かに甲乙つけがたいラウンドが多くあった。ロドリゲスの母国メキシコを中心に中南米の一部で放送した『ESPN KNOCKOUT』の採点では115-113の2ポイント差で井岡の勝利としている。
これを知ったかどうか、ロドリゲスは本日Twitterを更新「約束通り、魂を残すためリングに向かった。期待通りの結果ではなかったが、それでも再び栄冠を手にするために頑張りたい。その持ちには変わりはない」と昨日の不満を出さず、一転前向きなにツイートした。
元二団体ミニマム級王者で、階級を上げ王座返上後の16年から15連勝、KO率61.54%(BOXRECより)と高KO率もあり、井岡を度々追い込んだ。
ESPN KNOCKOUTでスコアカードを担当する@BarbosaBoxはTwitterで「ロドリゲスは素晴らしいファイトを見せた。接戦だったと思う。彼の株がさらに上がった試合だった」とし「ロドリゲスとReyとの戦いが見たい」と綴った。
このReyとは1階級下のWBC世界フライ級王者フリオ・セサール“レイ”マルティネス(26=メキシコ)のことだろう。このレイはニックネームであり、「エル・レイ=王様」の意味で戦績は18勝(14KO)1敗。この負けはプロデビュー戦での判定負けで、以降、18連勝中だ。ロドリゲスは17年6月までフライ級でも戦っていたが、1階級下げ、この王様とタイトルを争う日はあるのか。井岡戦で評価を上げたロドリゲス、今後の活躍と、再び栄冠を手にすることにも期待される。
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