【ボクシング】井岡一翔がV3達成、タフなロドリゲスと壮絶打ち合い制す=試合結果速報
『ボクシングWBO世界スーパーフライ級タイトルマッチ』 9月1日 東京・大田区総合体育館
WBO世界スーパーフライ級王者・井岡一翔(32=志成)の3度目の防衛戦、相手は元二団体ミニマム級王者で、現WBOスーパーフライ級2位のフランシスコ・ロドリゲスJr(29=メキシコ)。互いに譲らぬ打ち合いを展開したが、判定3-0で井岡が判定勝利、3度目の防衛に成功した。
1R、ロドリゲスは序盤から圧力をかける。ロドリゲスの左ストレート左アッパーがヒットし井岡の顎が上がる。しかし井岡はじっくり見ながらボディを入れていく。
2Rもロドリゲスの右ストレートがヒットするが井岡の左ボディブローでロドリゲスは効いたか動きが止まる。しかし終盤、ロドリゲスの左フックがヒット、続けて連打で追う。
3R、ロドリゲスの左フックがヒットし2〜3歩後退する井岡。井岡も打ち返すが、ロドリゲスの勢いが上回る。
4R井岡の右アッパーから左ボディで動きが止まるロドリゲス、しかし井岡が追っていくと互いに譲らぬ打ち合いに、ゴング直前にロドリゲスの右フックを被弾し、井岡が一瞬動きが止まる。
5R、ロドリゲスに鼻血、井岡の細かいパンチ、ボディブローがヒットするが、またも終盤にロドリゲスの右を被弾する。
6R、井岡はロドリゲスの入りにジャブ、アッパーを合わせヒットさせる。後半井岡が圧力をかけジャブ、主導権を握り始める。
7R 井岡のボディがヒットし度々ロドリゲスの動きが止まる。ボディから右ストレートもヒット。ロドリゲスは持ち前のタフさで耐え、終盤に前に出て連打する。
8R、井岡は圧力をかけボディを上下に打ち分けるなどボディ中心に攻める。ロドリゲスは疲れたか手数が少ないが、またも終盤に連打で前へ。井岡はひざをつくがスリップ判定。
9R、ボディの打ち合いからロドリゲスのストレートを被弾する井岡、以降、数発被弾し井岡はややバランスを崩す。
10R、序盤から激しく連打するロドリゲス、井岡はガードしながら接近戦から細かくパンチを当てる。後半も互いに打ち合い譲らぬ展開に。
11R、井岡の左ボディが効いた様子のロドリゲス、左フックもヒット、ロドリゲスはパンチに力が入っていない感じだ。左目上から流血し、手数も少なくなるロドリゲス。
最終12R、鋭い井岡の左ボディが入る。しばらく手が出なくなるが、中盤からどんどん前に出るロドリゲス、その連打に下がりながらパンチを返し互いに譲らぬ打ち合いになるが互いにダウンを奪えずここでゴング。
判定は3-0、ジャッジ3者とも116-112で井岡が勝利した。
【選手データ】(本日の試合後に反映 BOXRECより)
・井岡一翔(32=Ambition)身長164cm/リーチ167cm/右ボクサーファイター/戦績27勝(15KO)2敗。主なタイトル:日本人初の世界4階級制覇王者、現WBOスーパーフライ級王者
・フランシスコ・ロドリゲスJr(29=メキシコ)身長163cm/リーチ165cm/右ボクサーファイター/戦績34勝(24KO)5敗。主なタイトル:元WBO,IBFミニマム級王者
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