【シュートボクシング】チャンスックと対戦の海人「今までと違う対タイ人のリズムをはめていきたい」
9月4日(土)東京・後楽園ホールにて開催される『SHOOT BOXING 2021 act.4』の[70.0kg契約 エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限 ※ヒジ打ちあり]でチャンスック・バーテックスジム(タイ/VERTEX)と対戦するS-cup2018世界王者・海人(TEAM F.O.D)のインタビューが主催者より届いた。
対戦相手である元ラジャダムナンスタジアムランカーのチャンスック・バーテックスジムの、今年6月に行われたYETI達朗戦を映像で見たという海人は「タイ人独特のリズム感でフェイントをかけたヒジ打ちが巧いなと。一瞬の隙を狙ってヒジを打ち込み、相手の鼻を折っていました。タイ人は誰もそうですが、小さい頃から積み上げてきたものがあり、相手の攻撃のタイミングで攻撃を合わせてくるのでそういう面は強いと思いましたね」と分析。
さらに「僕はここ数戦、燃えるような相手と試合ができていなかったのですが、今回の相手に関しては『この選手とやりたい、勝ってみたい』と思わせてくれる、久々に張り切った自分を出せる感覚になりました。相手がヒジ打ちが得意なのであれば、僕もヒジで戦ってみたいですね」と意気込む。
これまでタイ人選手との戦績は5戦3勝2敗だが、タイ人選手との相性については悪くもないし、良くもないと思うと話し「あのタイ人のリズムを崩して自分のリズムで完璧に飲み込めてしまうような展開はできていないので、そうなるように今作り上げています」とコメント。「今までとは違う対タイ人のリズムを作っているので、それをうまくはめていきたいと思っています」試合展望を語る。
海人は2018年9月のチャムアトーン戦でヒジをもらい目が腫れたことはあったが、パンチや蹴りで顔に傷が付いたことはないという。ヒジ打ちを一度もらっているからこそ「もうもらうことはないですね。僕は元々、攻撃をもらいませんし、もらっても攻撃を流していて、効かされないように防御面は徹底しています。僕は当てさせず、自分が当てて勝ちたいという理想が強くあるので攻撃はもらわないのかなと思います」と自身の戦い方を分析する。
最近では国内で相手がなかなか見つからないため、ONE参戦もアピールをしていたことについては「色々と話はあるのでシュートボクシング(以下SB)協会には動いていただいて、今はまだコロナの状況なのでうまくはいっていませんが、徐々に動いてます。誤解があるので言わせてもらうと、僕はONEに今70kgの世界の強い選手たちが集まっているようには感じていて、あの日、記者の方から「ONEとかそうですか?」と聞かれたので「それもイイですね」と答えただけなんです。SBのリングでそういう世界の強い選手を呼んでいただけるのであれば、シュートボクサーの僕はもちろんSBのリングでやりたいです」と答える。
最後に海人はファンに向け「久々に自分がやりたいと思わせるような相手が用意されて、ワクワクしています。そういう面を含めて楽しんで戦い、強い姿を見せるので楽しみにして下さい。そしてこれから僕が世界に挑戦し、結果を残していく姿を見ていて下さい」とメッセージを送った。
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