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【ボクシング】中谷潤人が初防衛戦へ計量パス、相手はKO率87%の元王者(選手データあり)

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2021/09/10(金)UP

中谷(左)とアコスタが計量パス(提供:MTジム)

 9月10日(日本時間11日)アリゾナ州トゥーソンにて行われるWBO世界フライ級タイトルマッチの前日計量が行われ初防衛戦に挑む王者・中谷潤人(23=M.T)は111.4ポンド(50.53kg)、同級1位のアンヘル・アコスタ(30=プエルトリコ)はリミットの112ポンド(約50.80kg)でともに一発でパス。フェイスオフでは互いに約22秒も睨み合い、明日の試合を待つのみとなった。

【動画】アコスタの巧みなKO、そして中谷の豪快ボディの悶絶KOの瞬間

 中谷は、昨年11月のWBO世界フライ級王座決定戦でジーメル・マグラモ(フィリピン)にKO勝利し、ベルトを獲得している。戦績は21戦全勝(16KO)と未だ無敗だ。
 対するアコスタは指名挑戦者で、元WBO世界ライトフライ級王者でもある。戦績は22勝(21KO)2敗で、現在WBO世界フライ級1位。
 アコスタは今年3月の試合で判定勝ちとなったが、それまでは勝利の全てがKOと軽量級にしては驚異的なKO率を誇る。現在のKO率は87.5%だ。

 中谷は海外メディアのインタビューで「アコスタは元世界チャンピオンで、大きなパンチ力を持っている。だからこそ、早めに(渡米)してトレーニングをしてきた。この試合がどれほどタフなものかわかっているし、どんなシナリオにも対応できるように準備している」と語っている。

 中谷はこれまで元世界王者のミラン・メリンド(八重樫東に勝利しタイトル獲得)をKO勝利で下すなど、4戦連続KO勝利中で76%のKO率を持つ。この4戦同様、明日も中谷が身長、リーチとも上回る。
 KO決着が濃厚なこの一戦、果たして明日、どのような結果が待っているのか。

■選手データ(BOXRECより)
・中谷潤人(23=M.T)身長170cm/リーチ170cm/構え:左/戦績21勝(16KO)無敗/KO率76.19%/主なタイトル:現WBO世界フライ級王者

・アンヘル・アコスタ(30=プエルトリコ)身長163cm/リーチ161cm/構え:右/戦績22勝(21KO)2敗/KO率87.5%/主なタイトル:元WBO世界ライトフライ級王者

▶︎次ページは【動画】アコスタの巧みなKO、そして中谷の豪快ボディの悶絶KOの瞬間

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