ホリフィールドTKO負けのリングサイド映像公開で話題「止めた審判に感謝」「もっとできた」と意見多数
9月12日(日本時間)フロリダ州ハリウッドで行われたプロボクシングヘビー級8回戦で、元世界ヘビー級&クルーザー級3団体王者イベンダー・ホリフィールド(58=米国)が元UFC王者ビクトー・ベウフォート(44=ブラジル)に1R 1分49秒でTKO負け。そのシーンがそのシーンが
『ESPN Ringside』のTwitter映像で公開され、大きな話題を呼んでいる。
【動画】ホリフィールド、ダウン!そして防戦一方でTKO負けするシーン
開始からホリフィールドはパンチを出していくが、自らのフックを空振りしてバランスを崩し、ロープに崩れる。やはり来年還暦、歳なのか。そこからベウフォートの猛攻が始まる。
映像はここから、パンチの連打からアッパーでダウンするホリフィールド、バランスを崩し倒れたようにも見えるが、立ち上がると、ベウフォートはアッパー、ボディと連打、ホリフィールドはやはりダメージがあったのか防戦一方に。顔へのパンチはほぼガードしていたが、この状況にレフェリーは試合をストップ。ホリフィールドのTKO負けとなった。
この試合はオスカー・デラホーヤが9月4日、コロナに感染したため、ホリフィールドが急遽代役に。復帰のために準備をしていたとはいえ、ボクシングは10年ぶり、あと1年余りで60歳ということもあり、無謀という声が高かった。
ファンの書き込みでは「レフェリーが止めてくれて良かった。でなければ伝説の選手が殴られている不要な写真がもっと撮られていただろう」「ホリーフィールドは、フックのミスで自分自身をリングからたたき出すところだった。 ホリーフィールドにボクシングのライセンスを与えるべきではなかったと思う。 重傷を負う前に止めてくれた審判に感謝している」と、ストップに感謝する意見が多かった。
反対にストップが早いと言う意見もある。「審判が試合を止めるのが早すぎた。ホリーフィールドはまだ1、2ラウンドはいける。ベウフォートの持久力を削ぐ作戦だった。しかし、その作戦のためにはスタミナと強固な顎と体は必要だが」「老人が怪我をするのを見たくないので、最初は止めてくれて良かったと思ったが、このアングルで見ると、実際にはあまりパンチが当たっていない。ホリーフィールドが審判に腹を立てた理由がわかった」など。
ホリフイールドは試合後、「傷ついてはない。バランスを崩してしまった。残念だ。これは悪い判定、試合を止めるのが早すぎる」と負けを認めず、審判に腹を立てた。映像を見る限り大きなダメージは無いように思える。
準備不足もあっただろうが、もっとできたと主張するなら、復帰戦はせめてエキシビションからはじめ、自身でもう少しかつての老獪な動きを取り戻してからにしてほしいところだ。
この対戦は元々行われる予定だったカリフォルニア州で州のコミッションが認めず、フロリダ州のコミッションが認めたため、フロリダで試合を行った。今回の例もあり、今後、高齢ボクサーの試合認めるかどうかによって、ホリフィールドがもう一度試合ができるか決まってくるだろう。今後の動向に注目したい。
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