【NJKF】ついに100戦目の健太、新たな王座挑戦権求めNJKF王者・鈴木翔也と対決「普通に勝ち、100勝目指す」
9月19日(日)東京・後楽園ホールにて開催される『NJKF 2021 3rd』。本大会のダブルメインIでは、永澤サムエル聖光が持つWBCムエタイライト級王座への挑戦者決定戦(3分3R)が行われる。
遂に100戦目となる元WBCムエタイ日本統一ウェルター級王者・健太(E.S.G)と、NJKFライト級王者・鈴木翔也(OGUNI)が対決。共に34歳のベテラン同士の試合前インタビューが主催者を通じて届いた。
健太は長くNJKFをけん引してきた大ベテランで、今回がなんと100戦目。試合間隔を空けずに戦うことでも知られており”月イチ健太”の異名を持つ。
今年2月には髙橋一眞に判定勝利、4月にはBOM王座決定トーナメントで晃希を3度倒すTKOで快勝。しかし6月に世界王者・重森陽太に判定負け、7月にNOBU BRAVELYとのBOM王座トーナメント決勝戦で判定負けしている。
以前は70kgほどの階級で戦っていた健太だが、近年階級を下げており今回はライト級(-61.23kg)戦となる。
健太は旧知でもある鈴木を「ボロボロになりながらも最後の最後で逆転して自分の展開に持っていくっていう、ベテランならではの味が出てる」と評し「試合巧者対決」になると語る。
今回は記念すべき100戦目の試合となるが「100戦目が何だって言われてもただの数字です。別に95戦目でも85戦目でも同じ1戦ですし」と、数字ではなく1試合1試合の積み重ねの結果だと言う。
さらに「別に”切りのいいところで”っていうのは何もないので、普通に勝って、これは通過点として100勝を目指してやっていきます」とまだまだ先を見据える。
今回は二階級制覇に向けた試合だが「もう1回階級を落として獲って、それをまた足掛かりにいろいろチャンスを組んでもらえればと思ってますので、今回は落とせないです」とさらに下げる展望もあると言う。
8月下旬には自身のジムに新型コロナによる発熱者が出て、2週間ジムを閉めなければならなかったと言う。大変な状況の中、仕上げてきた健太は「100戦目のメモリアルマッチなので、ここは綺麗に白星で飾って、“まだまだこれから頑張っていけるな”っていう期待を抱かせる勝利にしたい」と意気込んだ。
■NJKF王者・鈴木「健太選手は現王者より強い、タイトルマッチぐらいの気持ちで臨む」
対する鈴木は現NJKFライト級王者にして、NJKFスーパーフェザー級も制していた二階級制覇王者。鈴木もまた40戦以上の戦歴を持つベテランだ。
昨年9月には永澤サムエル聖光とWBCムエタイライト級王座を争い、激闘の末に敗れている。健太戦を勝利しリベンジを狙う。前戦は今年6月で、NJKF王座を防衛成功し再起している。
鈴木は健太について「僕がデビューした時からチャンピオンを張ってる、同い年ですけど大先輩」とリスペクト。
さらに「僕はWBCのチャンピオンより健太選手は強いと思ってます。それぐらいの手練れだと思っているので、ここを越えたらファイターとしても一皮剥けるんじゃないかなって。ここを越える・越えないで僕のキャリアの充実具合というか、すごく大きいものになるか、一歩後退するかっていうところの試合だと思います」とこの試合に懸ける思いは大きい。
健太のスタイルについて鈴木は「全部出来て、どこが弱点、何が出来ないということもないので、ただ強いて言うならやっぱり5Rで強いみたいなイメージはあって、逆に1Rからフルスロットルで動いている場面をあまり見たことがない」と分析。「今回は短いラウンドをしっかり動き切って勝ちたい」と最初からフルスロットルで健太のペースを崩して勝つ。
最後に「タイトルマッチぐらいの気持ちで、2021年の大一番として挑みたい」と改めて健太超えを誓った。
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