【RIZIN】“浪速の喧嘩小町”百花、ぱんちゃんのパンチは「全く怖くない」、「勝てば全て奪える」と強い決意
9月19日(日)さいたまスーパーアリーナにて開催される『RIZIN.30』へ向けて、試合前の個別インタビューが行われた。[第1試合 RIZINキックボクシングルール:3分 3R(46.5kg)]で、ぱんちゃん璃奈(27=STRUGGLE)と対戦する、百花(28=魁塾)が、インタビューに答えた。
百花は、ぱんちゃんの約4倍となる40戦のキャリアを持ち、ガムシャラに前へ出て打ち合いを挑むことから“浪速の喧嘩小町”の異名を取る。
対するぱんちゃんはデビュー以来、11戦11勝(2KO)と無敗記録を持つ注目ファイター。今年5月にはWMC日本女子ピン級王者・MIREYを右ストレートで1R KO勝利。7月には強打で注目のミネルヴァライトフライ級王者・sasoriとの一戦にも競り勝っている。
百花は現在の心境を「大きな舞台で、初めてRIZINという舞台に立たせてもらえるので、凄くワクワクしています」と満面の笑み。「反響は凄くて、いつも以上に応援メッセージとか温かい言葉を頂きました」と、大舞台のリングに立つことにまずは喜ぶ。
ぱんちゃんとの試合展開については「見ている限り、めちゃガンガン前に来るタイプじゃないかなと思ったんで、私は中に入っていきたいので、距離の取り合いになるかなと思ってます」とコメント。身長差あるぱんちゃんとの具体的な対策については「何かは内緒で、試合の当日楽しみにしててください」と、準備済みであることを仄かした。
一方、その前に行われた会見で攻撃力アップのKO予告をしたぱんちゃんだが、その点についても「正直、私、パンチとかまったく怖くないので、全然打ってもらって構わないし、打ち合いする気も十分あるんで、全く気にならないです。私もパンチ得意なんで、逆に打ち合ってくれたら良いなって感じです」とサラリ。
「ぱんちゃんのパンチの威力は怖くないという感じですか」と、さらに突っ込んだ質問を投げると「はい。まったく怖くないです」と、強い自信をみせた。
今回の対戦がぱんちゃんのRIZIN初試合ということもあり、話題がそこに集中している流れとなっているが「相手が有名でも勝ってしまえば全て奪える。ありがとうという気持ちと、食ってやるっていう気持ちの両方がある」と、ベテランの百花に動じる様子なない。
しかし、ぱんちゃんが先日、今回の試合を行う前にも関わらず、RISE女帝の寺山日葵の名前を出したことについては一転。「正直すっごい腹立ってますけど、試合で勝って、その後そのことについては話そうかなと思ってます」と表情を変えた。
百花は最後に「私は技術はあまり自信がないが、ガンガン前に行くタイプ。気持ちだけは誰にも負けないっていう自信がある。あんだけ小さく、身長差があろうが何だろうが、格闘技っぽい試合をして、皆さんに私の戦いの面白さを知ってもらいたい」と、意気込んだ。
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