【ボクシング】寺地拳四朗がV9戦へ計量パス、高KO率の矢吹正道に「かっこいい勝ち方したい」
WBC世界ライトフライ級王者の寺地拳四朗(29=BMB)が21日、京都市内で対戦相手の同級1位の矢吹正道(29=緑)とともに前日計量に臨み両者1発クリアした。
ライトフライ級リミットの48.9kgから200gアンダーの48.7kgで計量機を降りた王者の寺地はリモートで「すごくいい感じ、炭水化物系、水分をしっかり取って復活していきたい」と9度目の防衛戦を前に万全の調整をアピールした。
続いて、世界初挑戦となる矢吹はリミットから100gアンダーの48.8kgで無事に軽量をパスすると「順調。コンディションは良い、やってきたことをやってチャンピオンに勝つだけ」とこちらも体調は良さそう。矢吹の戦績は12勝(11KO)3敗。この高KO率は明日、王者に対しどう火を噴くか。対する寺地は18勝(10KO)無敗。互いにオーソドックスファイターで身長は矢吹が166cmと2cm高い。
この試合は当初9月10日に行われる予定だったが、試合の2週間前に王者の寺地が新型コロナウィルス陽性が発覚して順延となっていた。仕切り直しとなったこの試合だが、拳四朗は「地元なので応援がいっぱい来るので、かっこいい勝ち方をしたい」と意気込む。
絶対王者の名をほしいままにする最強王者・寺地がどのような戦いを見せるのかにも注目だ。
試合は明日22日、京都市体育館にて開催される。
(取材・植田洋介)
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