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【ボクシング】会見で乱闘のカネロ「彼の実力と動きは把握した、8R以内に決める」とフィニッシュ予告=11.6

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2021/09/22(水)UP

会見の冒頭で睨み合う両者、乱闘はここから始まった(Getty)

 11月6日(現地時間)に行われる世界スーパーミドル級4団体統一戦、3団体王者のサウル“カネロ”アルバレス(31=メキシコ)とIBF王者カレブ・プラント(29=英)の記者会見が21日午後(現地時間)に行われ、冒頭で両者フェイスオフからの殴り合いに発展、プラントが右目下をカットする怪我を負った。
 カネロが先に突き飛ばした形だが、これは、プラントがカネロの母親を侮辱する発言があり、それに激怒したことからだった。

▶︎【フォトと動画】プラントのフックを見切りカネロがアッパーで反撃! 乱闘のシーン

 会見後、カネロは放送した米国TV放送局『SHOWTIME』のボクシング番組の中継取材で「先に彼が私の母を侮辱する発言をした。一線を越えたんだ。それで私は彼を突き飛ばすと、彼は左フックを放った」と、騒動の発端を説明。

「この一件で試合に特別な感情が入るか?」と問われると「どうかな。彼は臆病で気持ちが不安定な人間だ。色々と言い訳をするだろう。でも、私は気に留めない。11月6日の試合はベストを尽くして勝つだけだ。彼は私のレベルには達していない」と、サラリと流した。

 しかし、改めて、プラントがこの騒動で怪我をしたことで開催日程に影響があると思うかと尋ねられると「少ししかカットして無かったから、彼は大丈夫なはずだ」と、ニヤリと口元を緩めながら語った。

 最後にカネロは「彼の実力と動きは把握した。私がやるべきことを既に理解している。彼は実力者だが、私の技術と経験値は世界で一番だ。この試合を8R以内に決める」と宣言した。

 一方のプラントも騒動についてマイクを向けられると、まだ少し動揺が残っている様子で「よくある流れさ。お互い“倒してやる、勝つのはオレだ”と言いあっていると、あの様な事態になった」と言葉少ない。

 右頬のケガについて尋ねられると「小さなカットだ。かけているサングラスで切ったんだ」と語った。また、怪我の程度から試合延期の可能性もなさそうだ。

「自分の戦いに集中して、この統一戦で勝利する」と意気込むプラント。「カネロはこれまで戦った中で最強の相手だと思うか?」の質問に対し「まだ分からないな。試合開始のゴングがなってから、わかると思う。ただ、最後の勝利者コールで自分の腕が上がっていると、信じている」と、勝利への自信を語った。

 現在のオッズ(英大手ウイリアムヒル)ではカネロ1.10倍、プラント7倍と大きくカネロ勝利が優勢となっているが、果たして、スーパーミドル級の歴史的一戦の結末はいかに。

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