2021/09/30（木）UP
（最終更新：2021/10/04 14:17）

10月大会第一弾カードが発表された。浅倉カンナ（左）や、斎藤裕（前列3番目）も参戦

　10月24日（日）神奈川・ぴあアリーナMMにて開催される『RIZIN.31』の記者会見が本日30日（木）に行われ、メインイベントではRIZINフェザー級王者・斎藤裕に加え、RIZINヘビー級のスダリオ剛の参戦も発表。そのほか7試合のMMA決定対戦カードが発表された。

【フォト】発表された７試合の対戦キービジュアル

　斎藤裕の相手は未定だ。
　榊原代表によると「前回大会の結果や、（10月2日のRIZINランドマーク大会が行われる）明後日の大会の結果も含めて斎藤選手の相手を決めて行く」と、明後日の朝倉未来vs萩原京平戦の勝者とのマッチメイクも有り得るとした。なお斎藤の希望により、タイトルマッチとして行われることが濃厚だ。

白の上下で登場の浅倉カンナ（左）。DEEPとDEEP JEWELSの王者・大島沙緒里（右）と対決する

　決定カードは、女子ではRIZINで二度のタイトルマッチ経験を持つ浅倉カンナ（パラエストラ松戸）が、初参戦のDEEP女子ミクロ級、DEEP JEWELSアトム級の2冠王者・大島沙緒里（AACC）と対決。女子スーパーアトム級（-49.0kg）での一戦となる。

　今年3月に王者・浜崎朱加との再戦で判定負けした浅倉は「今回はまた駆け上がって行くストーリーの始まり。負けてからの自分は強い。全局面で圧倒して一本かKOで勝ちたい」と意気込む。

　一方柔道エリートで、昨年1月にデビューしたばかりの大島は「相手は私が総合格闘技を始める前から知っている選手。（総合格闘技を）始めて少ししか経っていないけれど、得意なパターンも色々あり、かつイメージは出来ている」と臆することは無い。

金原（右）が復帰し、芦田（左）と対戦

　男子では、元UFCファイターにして戦極王者、山本KIDに勝利したこともある金原正徳（リバーサルジム立川ALPHA）が参戦。元DEEPフェザー級王者・芦田崇宏（BRAVE）とフェザー級で対決する。

　金原は昨年2月にRIZIN初参戦し、バンタム級戦でビクター・ヘンリーにTKO負け。引退宣言していたが、階級を上げて約1年半ぶりに復帰する。芦田は昨年9月、萩原京平に1R一本勝ちして以来の参戦。

眼光鋭い初メイン・斎藤裕の大会ポスター

　金原は「フェザー級が盛り上がっているということでカムバックしてきました。芦田選手、申し訳ないですけど眼中にないです。隣の斎藤選手のベルトを獲りに帰ってきました」と芦田戦は新たな目標の通過点と切り捨てる。

　芦田も「金原選手をもう一度終わらせて、今後につなげて行く」と、金原を再度引退へ追い込むつもりだ。

　他フェザー級戦では、元DEEPライト級王者で、今年2月にはDEEPフェザー級王者・牛久絢太郎にKO勝利している41歳の中村大介（夕月堂本舗）が出場。ハワイX-1 World Events優勝者で、パンクラスで活躍する新居すぐる（ポテンシャル）と対戦。
　同じくフェザー級では朝倉未来の盟友・白川陸斗（トライフォース赤坂）と、GRACHANフェザー級、ライト級2冠王者の山本琢也が組まれるなど、フェザー級戦線が盛り上がってきている。

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