【RIZIN】金原正徳が突然の引退発表「負けたら決めていた」榊原代表「尊重し話し合う」
2月22日(土)静岡・浜松アリーナにて行われた『RIZIN.21』で、DEEPバンタム級王者ビクター・ヘンリー(32=アメリカ/UWF USA)と戦った元SRC(戦極)フェザー級王者の金原正徳(37=リバーサルジム立川ALPHA)が1R後半にグラウンドで優勢に試合を進めていたが、2Rにパンチを顔に被弾、倒れたところにパウンドを連打され、レフェリーが試合を止めた。2R 0分45秒TKO 負けとなった。
試合を終え、会見場に現れた金原はヘンリーを「思った通り強かった」と実力を認めた。金原が1年10ヶ月ぶりの試合となったことについて聞かれると「久々がどうこうではなく、実力がもうダメだったということ。(今後については)自分はこの試合に負けたら最後にしようと思っていたので、この試合を最後に引退しようかなと思います。引退します」と答え、会場を後にした。
2日前の会見では、RIZIN初出場だが、今後、混沌としたバンタム級戦線で戦い続けるのかという問いには「この試合後に発表する」と言っていただけに負けたらやめると言う発表も考えていたと思われる。
突然の引退発表にRIZINの榊原信行CEOは「引退するなんて全く知らなかった。ネットニュースを見て知ったが、ただ勿体無い。前の試合から時間が空いていたとは思うし、金ちゃん(金原)のもっといいところが出て、ある意味燃え尽きた試合なら、僕ら側からすれば納得はするが、ただ彼としては、今日のビクター・ヘンリーと戦って期すもの、限界を感じたのかも知れない。いずれにしても彼の言葉を尊重しながら時間をおいて本人と話をしてみたい。ただもう少しやってほしいと言う気持ちはある」と語った。
金原はDEEPでデビューし、戦極で王者となり、UFCやKNOCK OUTでも勝利を上げた37歳。今回の試合で戦績は46戦27勝(9KO/11S)14敗5分となった。今後、このレコードが更新されることがあるのか。金原と榊原代表との話し合いの結果を待ちたい。
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