【RIZIN】“打VS極”、“足関十段VS深海魚”、キャラの濃い4選手が激突=10.2テレビマッチ
10月2日(土)に、スタジオマッチイベント『RIZIN LANDMARK(ライジン ランドマーク)』の旗揚げ大会として行われる『RIZIN LANDMARK vol.1』に出場する、渡部修斗(32=ストライプル新百合ヶ丘)、内藤頌貴(31=パラエストラ松戸)、今成正和(45=今成柔術)、春日井”寒天”たけし(33=志村道場)の4人が、9月30日、それぞれ個別インタビューに出席した。
■渡部修斗VS内藤頌貴は、打VS極の対決
先にインタビューに登場した内藤頌貴(のぶたか)は、元ONE王者の内藤のび太の実弟。修斗フライ級(-56.7kg)で活躍しているストライカーで、“マジカルチョーク”を得意とする渡部との試合は打撃と寝技の対決と見られている。
リラックスムードの内藤は、「いつも通り、やるだけという覚悟を作っている最中です」とコメント。兄・のび太に今回の参戦について報告すると「マジかよ」と言われたと笑う。
対戦オファーは、伊藤空也(24=BRAVE)の欠場が決まってからとなったが「試合まで2週間切っているくらい。喜びと戸惑いがありました」と複雑な胸中を語った。それでも、「世の中は平等ではないと思うので、それを受け入れた気持ちでやってやろうと思いました。今のコンディションは120%です」と気持ちを切り替えることに成功したようだ。
また、一方の渡部も伊藤の欠場を聞いた時に、「これまで充実した練習ができていたので、どうしようかと戸惑いました」と衝撃を受けていたと証言。
前回の朝倉海戦で敗北を喫した後、「試合前から、もう(現役は)いいかな、十分かなと思っていた」と引退も頭によぎったようだが、セコンドに恩返しをしていない状況の中、「ここで終わることはできない。もっと強くなりたい」と気持ちを切り替えることに成功した。
修斗の選手と戦うことを「運命と感じた」と渡部。これまでは技の研究をしてこなかったようだが、今回はYouTubeである選手の技を習得し、秘策を用意しているとのこと。
この試合は、打撃と寝技の対決と見られているが、「全局面で、あっちも折れないでしょうが、僕も折れるつもりはないので、狙えるところはしっかりと狙っていきたい」と内藤。「マジカルチョークはかかるように用意していますが、違う技でも勝てるようにしてきました」と渡部。
内藤の打撃か、渡部の寝技か、結末が気になる。
■今成正和VS春日井“寒天”たけしは、足関十段VS深海魚
第2試合では、ベテラン対決が実現した。“足関十段”と呼ばれ数々のビッグイベントで会場を沸かしてきた今成正和は、今年6月のRIZIN大阪大会で瀧澤謙太と激闘を繰り広げたばかり。「手応えはないですね。結果がすべてですから」と淡々と振り返った。相手が踏み込めない状況だったが、「もう一歩、自分に踏み込む勇気があれば違ったと思う」と反省点を挙げた。
対する春日井は、実力がありながらも地上へ出られなかった“深海魚”とも呼ばれ、今年6月にRIZIN初参戦を果たした。扇久保博正に判定負けを喫してしまったが、「もっと、ああすれば良かったとか、こうすれば良かったというのはありました」と振り返る。だが、今回は今成が相手なので、「普通の練習はしてこなかった」と作戦の一端をこぼす。内容は語れないようだが、日沖発と取り組んできた足関節への対策がヒントのようだ。
のらりくらりと発言をかわしていた今成は、減量で春日井プロデュースの『寒天たけしラーメン(バックチョークしょうゆ味)』を食べていたことを報告。これを聞いた春日井は、「インスタでタグ付けしてくれたので知りました。ありがとうございます! とんこつパンチ味もあります」と宣伝を忘れなかった。
キャラの濃いふたりの試合は、「やってくることは分かっているんですけど、実際に試合でどうなるか分からない」と春日井は、まったく予想ができないという。足関節の攻防になるのか、見合う時間が長くなるのか、それとも春日井の秘策が飛び出すのか。メインとは違った意味で、面白い対決が見られそうだ。
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