【RIZIN】王者・斎藤裕に挑む牛久絢太郎「ゾンビみたいなスタミナの凄さに注目してほしい」

2021/10/11（月）UP
（最終更新：2021/10/11 15:57）

　10月24日（日）神奈川・ぴあアリーナMMにて開催される『RIZIN.31』メインイベントのフェザー級タイトルマッチにて、王者・斎藤裕（34=パラエストラ小岩）に挑戦する、DEEPフェザー級王者の牛久絢太郎（26=K-Clann）が公開練習を行った。

【動画】牛久がサッカーボールキックで1R壮絶KO勝ち！

　挑戦者の牛久は14年のパンクラスのネオブラッドトーナメント優勝者。パンクラスでは上位ランカーとして活躍した後、18年5月からDEEPに参戦して5連勝し、前王者の弥益ドミネーター聡志を破って昨年9月に王座を獲得した。
　今年2月のノンタイトル戦で中村大介にKO負けするも、7月のベルトを賭けたダイレクトリマッチで中村を判定で下し王座を守った。

　対する王者の斎藤は今回が初防衛戦。今年6月にノンタイトル戦だったが、約7年間無敗で11連勝中だったヴガール・ケラモフとの激闘を制し、王者の強さを証明した。今回の初防衛戦の挑戦者には当初、クレベル・コイケの名前が挙がっていたが、クレベルの体重が落ちないことと足の負傷により話が流れ、急転直下でDEEP現役王者の牛久に白羽の矢が立った。

　先日の発表記者会見で「格闘家人生全てをかけてぶち壊しに行きます」と、斎藤有利の下馬評をひっくり返す構えの牛久。初のRIZINのリングで何を見せるのか期待が集まる。

　公開練習で3分1Rのマススパーを行った牛久。その後のインタビューでは、試合まで2週間を切ったがコンディションも良く、減量も順調だと話した。

　斎藤とのタイトルマッチが決まった感想について聞かれると「すごく嬉しかったです」と率直に答えた。
　これまでも、斎藤とはいつか対戦することを意識し「こういう展開だったらこうだ」とイメージして練習を継続してきたというが、試合が決まってからは、より細かいところまで作り上げているという。

　試合で見てほしいところを聞かれると「スタミナも武器なので『ゾンビかよ』みたいな、スタミナの凄さに注目してほしいです」と激闘への期待を煽った。

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