【RIZIN】初防衛戦に挑む斎藤裕、挑戦者の牛久対策は万全「焦らず、攻め時を冷静に見極める」=公開練習
10月24日(日)神奈川・ぴあアリーナMMにて開催される『RIZIN.31』メインイベントのフェザー級タイトルマッチにて、挑戦者でDEEPフェザー級王者の牛久絢太郎(26=K-Clann)との防衛戦に挑む、王者・斎藤裕(34=パラエストラ小岩)が公開練習を行った。
王者の斎藤は今回が初防衛戦。今年6月にノンタイトル戦だったが、約7年間無敗で11連勝中だったヴガール・ケラモフとの激闘を制し、王者の強さを証明した。
対する、挑戦者の牛久は昨年9月に前王者の弥益ドミネーター聡志を破ってDEEP王座を獲得。今年2月のノンタイトル戦で中村大介にKO負けするも、7月のベルトを賭けたダイレクトリマッチで中村を判定で下し王座を守った。
今回の初防衛戦の挑戦者には当初、クレベル・コイケの名前が挙がっていたが、クレベルの体重が落ちないことと足の負傷により話が流れ、急転直下でDEEP現役王者の牛久に白羽の矢が立った。
斎藤は公開練習でスパーリングを披露。斎藤と同じく『RIZIN.31』で、現DEEPウェルター級暫定王者の阿部大治と対戦する、元パンクラスのライト級1位のアキラ(武蔵村山さいとうクリニック/&mosh)と、通常のオーソドックスではなく、サウスポー構えで、スタンド展開中心の動きを見せた。
斎藤は現在のコンディションについて「いつもと変わりません。体重も10日前の落ちてないといけないところを落ちているし、精神的にも良い緊張感を持って過ごしている」と、万全の状態であることをアピール。
挑戦者の牛久の印象を改めて問われると「試合で頑張る選手。自分の得意な形を持っていて、そこに向かって頑張る印象がある」といい、その牛久の“得意な形”が組みであるとし「そういう展開を想定し、より対戦相手に寄せた動きの練習をやってきた」と、牛久対策も整っているという。
また、理想の試合展開やフィニッシュについて質問が及ぶと「早くに終わるに越したことはないと思う。しかし、焦ってはいない。しっかり5分3Rやる中で、攻め時だとか、冷静に見極めたい。変に力を入れて倒しに行くとかは余り考えていない」と、不動の心を持って戦いに挑む。
いつもと変わらない淡々とした落ち着き払った表情で語る斎藤。しかし、今回はRIZINメインイベントでの初防衛戦、これまでとは違う特別な感情は湧かないのかの質問に対し「基本的には、試合は勝ちか負けしかない。戦いに挑むという意味では、今までの試合と変わらずに、負けたら次はないという気持ちでやっている。ただ、今回、RIZINのメインイベントで周囲の期待というか、たくさんの人を巻き込んでいるのが自分でも感じていて、それにふさわしい試合をすると思っている」と、静かではあるが、勝利への強く熱い決意を感じさせた。
▶︎次ページは【動画】朝倉vs斎藤のラスト1分、朝倉のクリーンヒットと起き上がる斎藤の激闘
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