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引退したアンディ・サワーへ、SBシーザー会長が贈った惜別メッセージ

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2021/10/20(水)UP

サワーがシーザー会長の還暦記念試合の相手を務めた(2015年8月22日)

 10月15日(金・日本時間)にシンガポール・インドアスタジアムで開催された『ONE: FIRST STRIKE』のフェザー級ワールドグランプリ準々決勝(1回戦)で、マラット・グレゴリアン (30=アルメニア)と対戦し、TKO負けしたアンディ・サワー(38=オランダ)が試合後、現役引退の意向を表明した。

 サワーは、現シュートボクシング世界スーパーウェルター級王者で、K-1 WORLD MAX 2005・2007世界王者。魔裟斗に勝利するなど数々の名勝負を繰り広げてくれたこともあり、生きるレジェンドの引退を悲しむ声が多い。

【フォト】サワーが魔裟斗に勝利など、これまでの名シーン

 そんな中、日本の父親としてサワーを支えてきたシュートボクシング創始者シーザー武志会長が、自身のFacebookで思い出を振り返りながら惜別のメッセージを贈った。

以下、メッセージ

「アンディサワーが現役を引退すると聞いて、もうそんな時期なんだなんだなぁ〜と時間の早さに寂しさを感じて投稿させて貰いました。
彼が初めて日本に来たのは、彼が19歳の時でした。横浜文化体育館のS.cup 大会でした。
人形を抱いて入場したのには、ビックリしました。
アルバートクラウスと同じジムの所属でK-1に、最初に招待されたのが本当はアンディだったのですが、怪我の為に弟分のクラウスに譲ってクラウスが、K-1トーナメントに出ていきなり優勝した事を皆さん覚えていますか?
悔しかったアンディが、今度はS.cupに挑戦して来て優勝しました。
その時からの付き合いで何か彼とは深い繋がりを感じております‼️

 初めの頃は、アンディを知らないファンの方も多く、旅費やファイトマネーとの経費のバランスが、合わず苦しかったのを思い出します。
しかし私の気持ちは、必ず日本でスターにするぞと 燃えていたのを思い出します。
K-1でクラウスと対戦した時、1Rで目をカットして負けてしまい 二人で抱き合って泣いて もう一度戦うチャンスを 私が、作るからと慰めた事も有りましたね。
彼との思い出は、数限り無く有りますが、一番の思い出は私の還暦試合を アンディと出来たのが、最高の思い出でした。
 還暦試合が終わった後、リング上で互いに正座をして挨拶をした時、彼と長い間一緒に居れて良かったなぁ〜と改めて思いました‼️
此れからも彼とは、日本の親父として 末長く付き合って行きたいと 思っています。
お疲れ様でした‼️‼️」(シーザー武志公式Facebookより抜粋)

▼【動画】サワーが引退表明「ついにお別れを言う時が来た」これが最後の言葉となるのか。


 初代K-1MAX世界王者のアルバート・クラウス(オランダ)が、ケガで欠場のサワーの代わりに出場して優勝したこと、ぬいぐるみ抱いて入場したエピソード、シーザー会長の還暦の試合相手を務めたことなどが、振り返られている。

 シーザー会長のサワーに対する愛情溢れるコメントを読むと、あらためて彼の貢献度の大きさが伝わってくる。

▶次ページ【フォト】サワーが魔裟斗に勝利など、これまでの名シーン

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