【RIZIN】「上のヤツをグチャグチャにしたい」と朝倉未来らに噛みつく金原正徳、やはり芦田崇宏は「眼中なし」だった
10月24日(日)神奈川・ぴあアリーナMMにて開催される『RIZIN.31』の個別インタビューが22日に行われ、芦田崇宏(32=BRAVE)と対戦する金原正徳(38=リバーサルジム立川ALPHA)が取材に応じた。
フェザー級の異色対決として注目を集める、ベテランの金原と第8代DEEPフェザー級王者の芦田。再起戦の金原と、さらなる飛躍を目指す芦田の試合は激戦に発展しそうだ。
数々のメジャー団体で試合をして、様々なファイターから最強説を囁かれる金原は、所英男、上田将勝、大塚隆史、元谷友貴といった実力者を降してきた日本人キラーであり、裏番長とも呼ばれている。前回はRIZIN初参戦でビクター・ヘンリーと対戦するもTKO負けを喫し引退をほのめかしていたが、再起しての2回目のRIZIN参戦となる。
対する芦田は、2017年12月に王者・上迫博仁を破ってDEEPフェザー級王者に。19年末にはBELLATOR JAPANで元K-1ファイターの平本蓮とキックボクシングルールで対戦するも1RTKO負け。20年9月は萩原京平からアームロックで一本勝ちを奪い、1年ぶりの試合となる。
インタビューで金原は、一度は引退を宣言してから再起したことについて「やはり先輩の所(英男)選手が大晦日で太田忍選手と対戦して、少しずつ心が動かされました。何も言い訳をせずに向かっていく姿勢は、あらためて凄い選手だなと思いました」と語った。
まだ自分にやり残したことがあったと、所の背中を見て感じたのだろう。さらにベテランの今成正和が春日井“寒天”たけしから一本勝ちを奪った試合を見て、「刺激をもらいました」と同じ時代を駆け抜けてきた同志の活躍が、再びリングへ向かう原動力のひとつになっているようだ。
対戦相手の芦田については、発表記者会見で「眼中にない」と強気の発言。この発言の真意を問われると「自分は格闘技を何十年とやってきているので、あまりにも(経験と環境が)違い過ぎる。プライドがあるので、同じ土俵には立てないということです。ただRIZINでは勝てていないので、立ち位置を含めて査定試合になるでしょう」と打ち明けた。
今回から階級を上げて挑むことになったが、「勝つためのトレーニングを気にせず動くことができたので、よかったです」と減量がない効果を実感したようだ。スパーリングは、矢地祐介、宇野薫といった豪華メンバーを相手に調整してきたと言う金原。試合当日は、矢地がセコンドに入ることとなった。
本人が語るように、芦田戦が金原にとっての査定試合の意味合いが強い。
「ネット動画でいろいろなことを(芦田に)言われているので、スゲーむかついています。まだ大きなことは言えないけど、圧勝しないといけない相手だと思っています。僕には後がないので、動けるうちに上のヤツをグチャグチャにしたい。朝倉未来選手を含めて、トップ選手の何人かチャレンジしてみたい選手がいるので、RIZINをグチャグチャにしたいですね」と金原。裏番長が、表の舞台で最終章へ出陣する。
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