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【RIZIN】吉成名高の石川直樹をKOした”柔軟な思考”、今後も「KOを狙って感動させる」

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2021/10/24(日)UP

圧巻の勝利を見せた吉成が試合後のインタビューに応じた

 10月24日(日)神奈川・ぴあアリーナMMで開催された『RIZIN.31』の第4試合 RIZIN キックボクシングルール:3分 3R ※肘あり(53.5kg)で石川直樹(team LIT)と対戦して、1R KO勝利を飾った吉成名高(エイワスポーツジム)が試合後インタビューに応じた。

【動画】ムエタイ天才・吉成の戦慄ヒジ打ち!

 ラジャダムナンスタジアムとルンピニースタジアムのミニフライ級で、タイトル統一を達成し、現在20歳とまだまだ伸びしろたっぷりの吉成は、RIZIN参戦後は3連勝中。今回、RIZIN無敗記録を伸ばすのか注目されていた。

 対戦相手の石川は、首相撲からの肘打ち・ヒザ蹴りを得意とする35歳のベテラン。その相手に吉成は、試合前に「最後は自分のKOで終わる、何で倒すかに注目して」と4連続KO勝利を予告していた通り、圧巻のKO勝利を収めた。自身最重量の53.0kgで進化した姿を見せつけた。

 1Rから軽いステップを踏む吉成は、石川をロープに詰めるとジャブからの左ストレートをヒット。左の強烈なヒジ打ちで早々に2度ダウンを奪うと、そこからは吉成の独壇場。左ロー、右フックと攻撃をまとめていき、最後は右のパンチでフィニッシュした。まさに、圧巻の勝利だった。

 試合を終えて、吉成は「階級を上げて、不安な部分もありましたが、KOで終わることが出来てホッとしていて嬉しい」と率直な喜びを口にした。第1試合で、同門の奥脇竜哉が勝利を飾ったことで「刺激になりました」という。

 吉成は、今回の試合でヒジ打ちを起点とした戦いは考えていなかった。石川はガードを高くするため、蹴りでボディを散らしてハイキックで決める作戦だったという。ところが、最初のヒジ打ちがヒットした瞬間、石川が「ヒジに対応できていない」と考えて、柔軟に戦った。

「最終的には倒せてよかった」という吉成は、KO勝利にこだわり、この舞台に参戦している。4連続KO勝利を達成し「これからもRIZINに参戦するときはKOを狙って、感動させたり盛り上げたりしたい。一つ一つどの試合も全力で戦います」と今後も同様に倒すスタイルをファンに見せていく構えだ。

 組んだ際に石川のパワーはそこまで感じなかったというが、自身でも53kgは減量が少ないため、現在のところ適性階級ではないとの認識だ。「いっぱい食べて体を大きくしたら、動きも良くなると思います」というように、食生活面でも53kgにフィットさせていくつもりだ。フィジカルトレーニングも、取り組んでいくとしている。

 -53kgは、日本のキックボクシング界でも強豪選手が揃う階級だ。その階級での試合に向けて、吉成は「53kgになると強い選手がいっぱいいると思う。組まれたら決まった相手に向けて練習して、誰が相手でも同じです。圧倒的な試合をこれからも見せたい」と意気込んだ。

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