【RIZIN】圧巻KO勝利の白川陸斗、山本琢也に「気持ちで応えようと思った」大晦日・ケラモフ戦へ「勝負できる武器を」
10月24日(日)神奈川・ぴあアリーナMMで開催された『RIZIN.31』の第5試合 RIZIN MMAルール:5分 3R(66.0kg)で、山本琢也(パラエストラ千葉)に1RサッカーボールキックでKO勝利した白川陸斗(トライフォース赤坂)が試合後のインタビューに応じた。
THE OUTSIDER出身のストライカーである白川は、昨年8月にRIZINに初参戦したが萩原京平にTKO負け。その後は、RIZINで朴光哲、青井人を相手に連勝して、今回の試合を迎えた。対戦相手の山本はGRACHAN2階級制覇を達成している強豪だった。
試合は1R、山本のカーフキック、左フック、右ストレートを受けつつも、白川は反撃。左ボディフックからの右ストレートで山本を削って、最後は右ストレートを打ち抜き、サッカーボールキック。これで山本をTKOに沈めて、絶大なインパクトを残した。
インタビューに姿を現した白川は「すごい嬉しくてホッとしている。試合を振り返れば、あかんかったというところも多かったけど、とりあえず勝てて一安心です」と安堵の表情を見せた。
山本の組み力を警戒していた白川は、事前の作戦では打ち合うことは視野に入れていなかった。カーフキックや三日月蹴りで徐々に削りながら、サークリングをする作戦だった。ところが、山本が組みの展開ではなく打撃で出てきたため「これは気持ちで応えようと思って打ち合う覚悟でいって、打ち勝った形です」との思いで殴り合った。
近距離の打ち合いは、白川の得意とするところ。山本のパンチを受けつつも、自身の打撃をヒットさせて、サッカーボールキックでフィニッシュした。「ボクシングの距離で撃ち合いに来てくれたので、そこは僕の土俵やと思ってる。打ち合いの距離やったら、負ける気はしない」とのことだ。
試合後には、現在のフェザー級王者・斎藤裕と善戦を演じた、ヴガール・ケラモフに対戦をアピールした。「斎藤選手を苦しめたのはケラモフくらい。やってトップ戦線に絡みたいからやりたいです」とその理由についても明かした。
大晦日参戦に向けて、白川は更なる能力向上を目指していく。「ボクシングのテクニックやフィジカルも上げていきたい。山本選手のフィジカルはフェザーだとトップクラスだと思います。組まれたけど『こんなもんなんか』という感じだったので、強くなっていると思います。そこをもっと強化していきたいです。ケラモフ戦へは、勝負できるくらいの何か武器を磨いていきたい」と、大晦日までの強化ポイントを挙げた。
白川の大晦日参戦はあるのか、またケラモフ戦は実現するのか。今後の動向に目が離せない。
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