2021/11/11（木）UP
（最終更新：2021/11/11 12:19）

カネロに11RでTKO負けしたプラント（右）だが、その健闘に評価も上げた（Getty)

　11月6日（日本時間7日・米ラスベガスのMGMグランド）、世界スーパーミドル級4団体統一戦で、サウル“カネロ”アルバレス（31=メキシコ）に11Rに2度ダウンを喫しTKO負けで王座陥落した前IBF同級王者カレブ・プラント（29＝米）が「アイル・ビー・バック」と自身のSNSで再起を宣言した。

【フォト】プラントの試合から2日後の黒ずんだ目、そして衝撃KOの動画

　米メディアESPNの報道では病院に運ばれ、念のため入院すると伝えられた。カネロと前戦5月で戦ったビリー・ジョー・ソーンダースが検査の結果、眼窩底を3カ所骨折していたのも関係するかもしれない。

　試合から2日後、プラントはインスタグラムのストーリーズに、やや腫れて黒ずんだ目でリビングでの写真を掲載。無事退院し大事に至らなかったようだ。
　同時にTwitterなどに「I’ll be back 自分がトップレベルにふさわしいことを証明したし、再び世界ャンピオンになるよ」と再起を宣言。「応援してくれた皆さん、ありがとうございました」とファンに感謝した。

　試合は日本でも放送され、11Rまでのプラントの健闘ぶりの評価も高かった。WOWOWの生中継のゲスト解説を強めた元WBC世界スーパーバンタム級王者の西岡利晃氏は「1Rからここまで、アルバレスと面と向かって、プレッシャーかけられても堂々と正面で渡り合えるんだということに正直びっくりした」と語っていた。
　負けたが評価を上げたプラント、再起に期待したい。

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