【RISE】原口健飛が計量パス、GLORY世界王者ペットパノムルンの肉体に「胴体大きく足太い、世界王者の貫禄」

2021/11/13（土）UP
（最終更新：2021/11/14 14:18）

　11月14日（日）丸善インテックアリーナ大阪で開催される『Cygames presents RISE WORLD SERIES 2021 OSAKA.2』の前日計量、記者会見が、13日（土）大阪市内にて行われた。
　明日のメインイベント、［SuprerFight! -65kg契約 3分3R延長1R］で対戦する、RISE DEAD OR ALIVE 2020 -63kgトーナメント優勝者・原口健飛（日本/FASCINATE FIGHT TEAM）は250gアンダーの64.75kgで、ペットパノムルン・キャットムーカオ（タイ/Kiatmuu9/GLORY世界フェザー級王者）は200gアンダーの64.70kgで両者とも計量を1回目でパスした。

【フォト】原口とペットパノムルンのマッスルポーズ

　計量後の会見に出席した伊藤代表からは「この試合は世界最高峰の試合になると思います。RISEは那須川天心のように世界に挑戦する大会にしていきたい。原口の持っているものを全て出せば自ずと結果はついてくる」と檄を飛ばし、日本人の底力を見せてほしいと原口の活躍を期待した。

　試合に向けた意気込みを求められ「ビデオを見て研究しました」と、言葉数少なに話すペットパノムルンに対し、原口は「僕が持っている全てをぶつけて後悔しないような戦いにしようと思っています」と、緊張の面持ち。

　この日の会見は原口、ペットパノムルン共に部屋へ隔離され画面越しに行われたゆえ、計量時に向かい合った時の短い時間でしか相手を計ることがでない異例の形式になったが「違和感しかない、こんな経験をできる選手は数少ないと思うのでポジティブに捉えています」と、この日初めてリラックスした表情を一瞬浮かべた原口。
　ペットパノムルンは向き合った時を振り返ると「強そうだと思いました」と原口の印象を話し、海外で多くの強豪選手と対戦した中でも「トップに入ると思います」と評価した。
　一方の原口は「映像で見たまんま胴体も大きく、足も太いし、世界王者の貫禄があって強そうと感じました」とペットパノムルンの印象を話し、共にサウスポーからの強烈な蹴りを持ち味にしているが「対抗はしない、とりあえず勝つことが前提」と、相手のペースに付き合わないと断言、強豪を相手に警戒の意識は特別な様子だ。

　世界的キックボクシングイベントであるGLORYの王者を倒したとなれば原口にとって大金星となるが、そのイメージを想像したかと問われた原口は「考えたことない。考える余裕もなかった」と、画面越しからは常に緊張感が伝わってきた。自他共に認める世界的強豪、ペットパノムルンを相手に原口はどんな試合を見せてくれるのか。

＜計量結果＞

▼メインイベント　SuprerFight! -65kg契約 3分3R延長1R
原口健飛（日本/FASCINATE FIGHT TEAM/RISE DEAD OR ALIVE 2020 -63kgトーナメント優勝）→64.75kg
vs
ペットパノムルン・キャットムーカオ（タイ/Kiatmuu9/GLORY世界フェザー級王者）→64.70kg

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