【RIZIN】ベイノアが天心に反論、逆転KO勝利は「たまたまではない、極真の正拳突き」
11月20日(土)沖縄アリーナにて開催された『RIZIN.32』の第9試合 RIZIN MMAルール:5分 3R(72.0kg)で、初代GRANDウェルター級王者ロクク・ダリ(コンゴ/TRI.H studio)に3R KO勝利した“ブラックパンサー”ベイノア(アメリカ/極真会館)が試合後インタビューに応じた。
2Rではダリのパンチラッシュに押される場面もあったベイノア。しかし3Rにはグラウンドから立ち上がったベイノアが、ダリのヒザ蹴りに合わせた右フックをヒット。倒れたダリにパウンドを浴びせ、ベイノアがMMA戦初勝利を挙げた。
試合後インタビューでベイノアは「相手の力もスピードもわからなかったが、体力だけは自分が絶対勝っている」自信があったと言う。
しかし「動いて削ってどこかで自分のペースにという作戦だったが、2Rにもらってしまったのと、思った以上に削れず焦りがあった。3R自分が取らなければいけないなと思っていた」と吐露する。
フィニッシュに繋げた右フックは、解説の那須川天心が「たまたまですよ」と笑顔でコメントしていた。
ベイノアは「いやいや完全に狙ってましたね。ということにしといてください」と狙い通りだったと主張。
「たまたまではないです。積み重ねてきたものが出たと。そういうことにしてくださいよ、ナステン君」とあくまで”たまたま”説を否定する。「完全に極真の正拳突きですね」と繰り返しラッキーパンチではないことを強調した。
試合の感想としては「寝かされた所か、らロープをつかまずに立つという課題はクリアできたのかな」とMMA初戦である、6月のドミネーター戦でレッドカードを出されてしまった”ロープつかみ”は卒業したと満足げ。
そのドミネーターとも「前回対戦したドミネーターさんとも、直々に組んでいただいてアドバイスもらったので。負けるわけにいかなかったので」とかつての対戦相手との稽古が、テイクダウンからの立ち上がりなどに生きたと感謝する。
今後の目標として「大晦日に出場するというのが、格闘家としての大きな目標の一つ。候補の一人には残れたかな」と大晦日参戦を希望した。
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