【BOM】吉成名高が2階級上のSバンタム級でWBCムエタイ王座戦、天心のベスト階級で”KO”なるか
12月5日(日)東京・ニューピアホールで開催される『BOM WAVE07- Get Over The COVID-19』(第2部)の対戦カードが発表された。
[WBCムエタイ・ナイカノムトム スーパーバンタム級(55.34kg)タイトルマッチ]で“ムエタイ天才”名高・エイワスポーツ(=吉成名高/エイワスポーツジム)が、元MAXムエタイ55kg王者クン・ナムイサン・ショウブカイ(尚武会)と対決する。
名高が現在、主戦場とするフライ級からWBCムエタイでは2階級上の階級となる。
吉成はムエタイの二大殿堂のタイトル 「ラジャダムナンスタジアム」と「ルンピニースタジアム」のミニフライ級(47.63kg)でタイトル統一を達成し、外国人で2人目、日本人初の快挙を成し遂げた。
昨年8月RIZINに参戦すると、4試合連続KO勝ちと怒濤の快進撃。ネット上では「ポスト那須川天心」や「那須川天心との試合が見たい」といった意見も浮上しており、名高本人も天心戦を熱望している。
対するクン・ナムイサンは小学生の時からムエタイを始め、キャリアは20年のベテラン。タイのTVマッチ「MAXムエタイ」55kg級の元王者。
近年は日本で多く試合し、直近である今年11月のNJKFでは多くのベルトを持つ波賀宙也と57kg契約で対戦し、ドロー。10月にはムエタイ世界王者の福田海斗と56.5kg契約で戦い判定負けなどしているが、いずれも階級は名高よりも上回っている。
リリースによると「フライ級からバンタム級、3分5ラウンドのムエタイでの対戦相手を探しましたが難航し、今回はスーパーバンタム級での試合となりました」と適性階級での相手がいなかったとのこと。
名高はコメントで「(クン・ナムイサンには)日本ではまだ誰もKO勝利をしていないので自分が出来たら良いなと思っております。そしてフライ級がベスト体重の自分にとって今回はスーパーバンタム級での試合となっていますがこの試合が決まったからには言い訳はしません。クンナム選手に敬意をもって全力で戦います」と体重差のあるマッチメイクにも、全力でKO勝利を狙うと意気込む。
またナイカノムトムベルトとは「1700年代後半にシャム王国を守った伝説的存在である、ムエタイの父ムエタイ戦士ナイカノムトムを祝うベルト」とのことで「タイ及び世界にてムエタイ技術で有名な伝説のムエタイ選手を称える特別賞の一部として作成」され「特別な機会の勝者に授与」される。
天心戦も見据える名高。天心のベスト体重である55kg台の試合でKO勝利し、残り僅かな天心戦へ更なるアピールをすることが出来るか。
さらに『第2部』の他カードとして、IMCインターコンチネタル王者のクリスチャン・ジョセフ(尚武会)とMIKE JOE(BATTLE FIELD・TEAM J.S.A) がWMCインターコンチネタルミドル級のベルトをかけて対戦。
そして柿沼慶(ポゴナクラブ)がプーパンレック(タイ)とWPMFインターナショナルスーパーミドル級の王者決定戦を行う。
また『第1部』では欧州最大のキックボクシングイベント『GLORY』にも参戦経験のある、久保政哉(PHOENIX) がBOMに初参戦。対戦相手は現在WMC日本スーパーライト級1位のKJヒロシ(Y`ZD 沖縄)に決定した。
初代BOMウェルター級王座決定戦として現WMCスーパーライト級王者の高橋幸光(TSK japan)と水落洋佑(エイワスポーツジム) の横浜対決が決定。水落はKNOCK OUT以来のヒジありルール参戦となる。
さらにONE提供試合として、鳩(TSK japan)とGang-G(ゴリラジム)のムエマット(パンチを得意とするムエタイファイター)対決も行われる。
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