朝倉海が兄・未来の1000万円企画に言及「僕の方が危ない」
11月20日、ABEMA PPV ONLINE LIVEにて生配信された『朝倉未来にストリートファイトで勝ったら1000万円』では、朝倉未来が3人の挑戦者を計96秒でKOした。
挑戦者の中には、那須川天心も認める剛腕Bigbangウェルター級王者で元MA日本スーパーライト級王者のモハン・ドラゴン(ネパール/士魂村上塾)もいたが、天才喧嘩師の前にはなす術もなかった。
▶【フォト&動画】喧嘩マッチの名シーンと挑戦者の顔の怪我、そして朝倉海のコメント動画
2名の素人が出血や鼻骨骨折などのケガを負ったため、この企画に対して賛否出ているが、弟の朝倉海は自身のYouTube『ほのぼのかいちゃんねる』で感想を語っている。
まず海は同番組内で、「盛り上がったんじゃないのかな。賛否あるのは、やる前から分かっていたし、(批判の書き込みなどで)荒れるのも分かっていたことだからね。この企画の前に挑戦者が『ケガをしないでほしい』と言っていたと思う」と挑戦者の身を心配していたことを明かした。
理由を問われると、「僕らは相手を倒すために鍛えているんで、何もやっていない人とやったら、そうなるでしょ」と結末を予想していたという。
だが、本気でやっていなかったと指摘した。
「危険だという声が多かったけど、安全に考慮されていましたよね。椅子とかね(※セットは発泡スチロールなどを使用し、床はマットだったと未来は自身のYouTubeチャンネルで報告した)。でも俺からしたら、めちゃくちゃ手加減していたね。抜いていたのが分かったよ。キックのチャンピオンのみガチでやっていたけど、他のふたりには手加減してましたね。致命的なケガをしないようにコントロールしていた。実際にハイキックとか打ったら、危ないですからね」と相手に合わせて力をコントロールしていたと証言。兄とストリートで戦い、一番、強さを分かっている弟の言葉だけに説得力がある。
海にも喧嘩企画の声がかかるようだが、「俺も言われるんだけど、『次はやってみたら』とか。でもひとつだけ言えるのは、僕の方が危ないです。兄貴はレフェリーが止めに入る前に止めるけど、俺はレフェリーが割って入らないと止まらないんで。素人相手のスパーリングとかはやらない。危ないのが分かっているんで」と断っているそうだ。
さらに海は、「挑戦者はすごいなと思いました。とくに素人のふたりは覚悟を決めて、みんなの前でやるわけですからね。怖いよ、絶対。現役チャンピオンに打撃で勝つ兄貴もすごいけど」と挑戦者の勇気を称えた。
また海は、元モーニング娘。後藤真希の弟で元アイドルの後藤祐樹のYouTubeチャンネルをチェックしていて「(犬の)ピットブルが可愛いので、番組登録しちゃいました」とジョークを入れる場面も。
喧嘩については、「兄貴も言っていましたが、絶対にやってはいけないです。悪い方向にとらえられてしまうと嫌なんだけど、これをキッカケに格闘技に興味を持ってくれる人が増えるといいですね」とコメントした。
賛否両論が出た今回の企画だが、波紋はいまだに広がっている。海が話しているように、これをキッカケにして格闘技の面白さに興味を持ってもらうことが未来本人と挑戦者、番組に関わったスタッフの願いだろう。
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