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【K-1】不可思、林健太との”超攻撃型対決”は「倒しに行く、真っ向勝負を仕掛ける」

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2021/11/27(土)UP

激闘必至の林戦に気合が入る不可思(C)K-1

 12月4日(土)エディオンアリーナ大阪にて開催される『K-1 WORLD GP 2021 JAPAN~スーパー・ウェルター級&フェザー級ダブルタイトルマッチ~』。[K-1スーパー・ライト級/3分3R・延長1R]で林健太(27=FRYSKY GYM)と対戦する、不可思(30=クロスポイント吉祥寺)が公開練習を行った。

【動画】不可思、残り時間0秒での逆転KO勝利

 不可思は、K-1デビュー戦となった19年6月の両国大会で佐々木大蔵と出血しながらも激闘を展開し、その後は大和哲也や鈴木勇人にKO勝利。今年3月のK’FESTAでは王者・山崎秀晃の剛腕に散ったが、前戦の7月大会では1R KO勝利し再起した。

 相手の林は19年に卜部功也に勝利しライト級王座を戴冠。KOで連勝していたが、ムエタイ大魔神・ゴンナパーに敗れ陥落した。今年5月にKO勝利で再起するも、9月に元同門・佐々木大蔵と激闘の末に判定負けした。

 不可思は3月の山崎戦で左肩を痛め、前戦では練習でも左が使えない状態で試合をしたという。
 公開練習のミット打ちでは左右ミドル、右ストレート、ヒザ蹴りと様々な強打をミットに打ち込み、ジム内に快音を響かせて好調をアピールした。「負傷していた箇所も今は思いっきり動かせているので万全です」と調整はうまくいっているという。

強烈なミドルを蹴り込む(C)K-1

 今回対戦する林について不可思は「このレベルの選手は自分が万全な状態でないとやれない相手。ガツガツ倒しにいくし、お客さんが分かりやすい試合をする選手で、単純に試合は面白しいし、選手としても好きな選手」と望む所だ。
 不可思にとって林はスーパー・ライト級に階級を上げてきた当初から戦いたかった相手だったと言う。

 お互いに超攻撃型のファイトスタイルだ。不可思自身も「もちろん真っ向勝負を仕掛けて“不可思強かったな”と言ってもらえるような自分の強さを見せたいし、バチバチの打ち合いになるかもしれないし、そうなっても勝てる自信はあります」と自信を持つ。

(C)K-1

 林は自身の公開練習で「冷静に戦うことも意識している」とコメントしているが、不可思は「僕は普通に打ち合いたいですね。その方が楽しいと思うのでそういうシーンを一緒に作れたら。林選手も絶対に打ち合うだろうし、僕は綺麗な試合をするつもりはない」と激闘を予告。
 もっとも「楽しい試合になることは間違いないけど、楽しさばかりに持っていかれないように気を付けたい」と林同様に勝つための冷静さも必要だとしている。

 林との試合後は、当然ながらK-1王座奪取を虎視眈々と狙っている。「あまり先のことは考えていませんが、しっかりここで勝って来年は王座に絡んでいきたい」と確実に勝利を積み重ねてベルトに繋げると意気込んだ。

▶次ページ:【動画】不可思、残り時間0秒での逆転KO勝利

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