【RIZIN】元UFC・井上直樹と対決の扇久保博正「あの時から心の底から幸せだと思ったことない、必ず勝つ」
12月31日(金)さいたまスーパーアリーナにて開催される『Yogibo presentsRIZIN.33』の対戦カード発表会見が30日、都内で行われた。本大会で行われる「RIZIN JAPAN GRAND-PRIX 2021 バンタム級トーナメント」の準決勝、 リザーブマッチの組み合わせを発表。
【動画】井上の右フック一撃でベテラン・石渡が崩れる!衝撃の1RKO決着
優勝候補と名高い元UFCファイター・井上直樹(Serra Longo Fight Team)は準決勝で、修斗二階級制覇者・扇久保博正(パラエストラ松戸)と対決する。
井上は空手出身で、DEEPでプロデビューすると10連勝。17年には日本人史上最年少の19才でUFCと契約を結んだ。UFC戦績は1勝1敗。昨年2月にRIZIN初参戦すると、5戦全勝と強さを見せつけている。
トーナメント1回戦では、石渡伸太郎を右フックからのサッカーボールキックで1R KO。準々決勝戦では金太郎相手に、卓越したヒットアンドアウェイの技術で完勝した。朝倉海と並んでトーナメント優勝候補に挙げられる選手だ。
対する扇久保は修斗でフライ&バンタムの二階級制覇の実績を持ち、打撃、レスリング、寝技と全局面で高いレベルを持つオールラウンドファイター。
16年にUFCの登竜門的な格闘リアリティ番組『TUF』バンタム級トーナメントで準優勝するも、惜しくもUFC契約を逃した。
トーナメント1回戦では右手の骨折がありながら春日井“寒天”たけしを降し、準々決勝では大塚隆史と打撃で競り合うも判定勝利した。
会見で井上は「準決勝、決勝と勝って、いい形で今年を締めくくりたい」とコメント。
対して扇久保は「僕はあの時から、心の底から幸せだと思ったことはありません」と語り出す。続けて「5年前、僕はUFCの切符を掴みかけました。でもその切符を掴んだのは、当時19才の彼でした」と5年前の同時期に、井上とはUFCへの明暗が分かれたと言う。
さらに「このトーナメントがはじまってから、僕は井上選手のことしか見えていません。リングの上でやっと会えるのが楽しみです。必ず勝ちます」と念願の相手に勝利宣言した。
もう片方の準決勝カードは[朝倉海(トライフォース赤坂)vs瀧澤謙太(フリー)]だが「誰が上がってきてもいい」とする井上に対し、扇久保は「朝倉選手が上がってくると思います」ときっぱり。
井上は準々決勝後、戦前からの右拳負傷が明かされていた。井上は「今も全然問題なくて、普通にパンチを打ってるんで全然大丈夫です。完璧な状態で準決勝決勝迎えれると思います」と全く問題はないと語った。
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