2021/12/09（木）UP
（最終更新：2021/12/09 18:57）

萩原（左）と鈴木（右）のストライカー対決

　12月31日（金）さいたまスーパーアリーナにて開催される『RIZIN.33』の追加対戦カード発表会見が9日、都内で行われ、RIZIN MMAルールフェザー級（66.0kg）で、萩原京平（25=SMOKER GYM）vs鈴木博昭（37=BELLWOODGYM）が決定した。

【動画】萩原が昇侍にサッカーボールキックでTKO！

KO勝利宣言する萩原

　萩原は昨年8月からRIZINに参戦し、大晦日には平本蓮にTKO勝利し大きな注目を集めた。今年10月の『RIZIN LANDMARK vol.1』のメインイベントで朝倉未来に判定負けを喫したが、11月の『RIZIN TRIGGER 1st』で昇侍に2R TKO勝利で再起した。
　
　対する鈴木は元シュートボクシング（SB）世界スーパーライト級王者で、ONE Championshipでも活躍してきた立ち技格闘家。10月の『RIZIN LANDMARK vol.1』でMMA初挑戦すると、プロレスラーの奥田啓介をヒザ蹴りからのパウンド連打で1R TKOに沈めた。
“怪物くん”の異名を持ち、ホベルト・サトシ・ソウザ、クレベル・コイケ、アラン・ヒロ・ヤマニハら朝倉兄弟を苦しめているボンサイ柔術勢の打撃指導もしている。

萩原が見事なサッカーボールキックをヒットさせる瞬間

　会見で萩原は「自分がやりたかった相手とは違う相手になったんですけど、決まったからには思い切り盛り上げて、思い切りぶっ飛ばしてやろうと思っています」と意気込む。萩原は昇侍戦の勝利後に、元UFC・堀江圭功や、元DEEP王者・ドミネーター聡志の名前を出し対戦要求していた。

　昨年大晦日は元K-1トップファイター・平本蓮に勝利し名を上げた荻原だが「鈴木選手も元々キックボクサーってことだったんで、またキックボクサーにMMAの厳しさを教えてあげようと思っています」とニヤリと笑う。

鈴木のど迫力パウンド連打

　対する鈴木は「こんな痺れる舞台で、若手絶賛売り出し中の萩原選手とやりあえるんで、頭から食ってやろうと思っています」と人気選手食いを狙う。
　荻原の印象について鈴木は「アスリートじゃないなという印象ですね。ファイター、戦う男だと。（自分も）むしろそれを求めてこの舞台にきたので、願ったり叶ったりの選手だなと思います」と好敵だと燃える。さらに「大晦日は判定じゃだめなんで、KOじゃなくちゃダメだと思ってるんで」とKO決着を狙う。

　鈴木については萩原も「（鈴木が萩原を）アスリートじゃないと言ってたんですけど、僕も鈴木選手にはそういうふうに思ってるんで」と”ファイター同士”だとリスペクト。
　続けて「ファイター同士の、ファンの皆が見たがってる同士の面白い試合になると思ってます。僕も判定決着で終わるつもりはないんで、KOで勝って良い年迎えたいと思ってます」と鈴木と同じく、KOで終わらせると宣言した。