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【K-1】王者・KANA、1年3ヶ月前に敗北した壽美に「負けてから壽美選手のことしか考えていない」壽美も「両思いだな」

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2021/12/21(火)UP

KANA(左)と壽美(右)が激突

 2022年2月27日(土)東京体育館にて開催される『K-1 WORLD GP 2022 JAPAN』の第一弾対戦カード発表記者会見が、12月21日都内にて行われた。

 K-1女子フライ級タイトルマッチとして、王者・KANA (K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)vs壽美(NEXT LEVEL渋谷)が決定した。
 両者は昨年11月のスーパーファイトで戦い、壽美がヒット数で上回り判定勝利している。
 
 KANAは“クラッシャー・クイーン”の異名を持ち、女子選手離れした攻撃力で第2代・第4代Krush女子フライ級王座に輝いた。18年にはK-1デビューを果たし、その翌年12月に念願の初代女子フライ級王座決定トーナメントが開催されると、1日2試合を勝利し、王座を戴冠した。20年3月にはKO防衛を果たすも、11月にスーパーファイトで壽美に判定負け。
 その後怪我のため長期離脱していたが、今回満を持して復帰する。

 壽美はサウスポーから繰り出される左ストレートを武器にKANAに判定勝利。番狂わせを起こして、一気に注目の女子ファイターとなった。今年4月には、トーナメントを制して第5代Krush女子フライ級王座に輝いた。現在6連勝中だ。

KANAの圧力ある前進を前蹴りで止める壽美

 挑戦者・壽美は「タイトルマッチに向けて、本当に毎日毎日、KANA選手に勝つことを考えて練習してきました。KANA選手のことばかり考えちゃってました」とタイトルマッチに向け練習を積んできた。
 王者のKANAは「前回、壽美選手に負けてるんで。自分が壽美選手に挑戦するという気持ちで臨みたいと思います」と、挑戦者の気持ちで試合に向かう。

 復帰後、壽美戦の前に一戦挟むことも考えたと言うが「やりたい相手が壽美選手しかいなかったんで。どんなリスクでも自分がリベンジすることが一番かな」と復帰第一戦をvs壽美の大一番に選んだ。

両者仕上げてきた前戦の計量

 続けてKANAは「この女子のK-1は自分が作ってきたものだと思うので。女子選手が増えてきてレベルが高くなってきたと思うんですけど、まだまだ試合に迫力が足りないと思うので。あらためて自分が引っ張ってゆく存在ということを見せたいと思います」と今の女子試合は迫力が足りないとダメ出し。
 さらに「KOで魅せれるのは自分だけかなと思うんで、女子選手たちの先頭を走っていきたいと思います」と自分がプロファイトの手本を見せるとした。

 怪我の期間について「練習休むことなくやれること続けてきたので、人間的にも選手的にも成長出来た期間と思います」とプラスになったと語る。昨年11月に手術を行い、スパーリングを再開出来たのは今年2月たりだったとのこと。

 またKANAは「負けてから壽美選手のことしか考えていない」と壽美と同じく相手をずっと想像して練習してきたと言う。
 壽美は「両思いだなと思っちゃいました」と微笑みつつ「練習前に必ず走るんですけど、その時に毎日、何百回も自分が勝つ姿を想像してます。ワンパターンじゃなく色んなパターンで考えてます」と、思いの深さでは負けないとアピールした。

 1年3ヶ月ぶりの再戦だ。KANAは長期離脱の期間を生かし、新生・KANAとしてカムバック勝利できるか。それとも壽美が返り討ちし、念願の王座をもぎ取るのか。

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