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ボクサーがまさかの毒霧!? その瞬間が全米ボクシング記者協会で入賞=カメラマン福田直樹氏

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2021/12/30(木)UP

ボクサーがまさかの毒霧!? その瞬間が全米ボクシング記者協会で入賞(Naoki Fukuda)

 ボクサーがまさかの毒霧!? この瞬間は”ドクロ”がトレードマークの元日本王者・土屋修平がリングインした瞬間に行ったものだ。

【フォト】この毒霧の瞬間の全身写真、大きく天に霧が舞う

 昨日、BWAA(全米ボクシング記者協会)2020年度フォトアワードの発表があり、フィーチャー部門でこの写真が佳作賞となった。撮影者はカメラマン福田直樹氏。この受賞ショットは2020年2月27日に後楽園ホールで撮影した「土屋修平vs山口祥吾」戦。コロナ騒ぎになる直前、今だったら不可能な飛沫ショットだ。コロナ禍でずれ込み昨日の発表となった。

 よくプロレスラーがやる毒霧、土屋は通常の水で行ったが、ボクサーがこれをやるのは珍しく、後楽園ホールの天に向かって大きく噴射された。世界一のボクシングカメラマンとしても名高い福田氏がBWAAの年間賞に選ばれるのは、これで3年連続で通算12度目(最優秀賞4度)となる。

この毒霧の瞬間の全身写真、大きく天に霧が舞う(Naoki Fukuda)

 福田氏は今回の受賞に「佳作ではありますが、本来対象外の「北米外」で行われた試合の写真がBWAAのアワードに選ばれるのは、一昨日と昨年に続いて、同アワード設立以来3度目になります。日本に拠点を移しながらBWAAの年間賞に3年連続で選んで頂けたということを、個人的にはとても有り難い、光栄な結果と感じています。『アワードディナー』は毎年ニューヨークで行われますが、コロナの影響で開催と発表がずれてしまっため、出席は来年以降になりそうです」と語っている。

 BWAAのフォトアワードはボクシングのフォトアワードとして常設されている唯一の年間メジャーアワードで、全米のカメラマンが毎年目標にしているものだ。21年も多くの名勝負があった。最後は明日の井岡戦。21年度も福田さんの受賞に期待したい。

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