【IRE】本日、今成正和が戦う“危険な”グラップリング大会が開催！“殺傷能力の高い”今成か、“柔術完成度の高い”石黒か=1.10

2022/01/10（月）UP
（最終更新：2022/01/10 20:30）

　本日、1月10日（月・祝）19時から「ABEMA　格闘チャンネル」にて、グラップリングイベント『IRE(今成ロール・エクスタシィ)produced by 高橋“SUBMISSION”雄己』（以下、『IRE』）が生中継。

　メインイベントで、RIZINでも活躍する屈指の寝技師、“足関十段”こと今成正和（今成柔術）が、ブラジリアン柔術全日本統一王者の石黒翔也（CARPE DIEM）と激突するが、今回のプロデューサー、今成の弟子でもあり、現在、修斗でも活躍する新世代グラップラー、高橋“SUBMISSION”雄己が、今大会の見所を語った。

　今大会はグラップリングルールに加え、スタンド状態でのスープレックスなどによる投げや、グラウンド状態での掌底打ち攻撃のダメージによるKO・レフリーストップ決着もあるため、これまでのグラップリングマッチとは違う、予想外な展開・結末が巻き起こることが期待される。

　高橋はメインの今成戦を“綺麗で完成度の高い石黒の柔術vs歪で殺傷能力の高い今成のグラップリング”と表現。
「このメインイベントでは正統派柔術の石黒さんと異質なグラップリングをする今成さんのコントラストと、その両者の食い違いがどのような展開を産むのかに注目していただきたい。更にここに掌底という要素を加える事で何か化学反応が起きるのでは無いかと」と名勝負になることを予想する。

　高橋は続けて「石黒選手は黒帯昇格後無敗という強さを誇る柔術の全日本王者。子供の時からIBJJF系の競技柔術のルールに触れており、寝技における全てのムーブに完成度が高く柔術に順じたポジションゲームにも優れている。対して今成さんは寝技の方程式を色々と無視したグラップリングを展開します。まず、ポジションを取りに行く動きが極端に少ない。十八番の足関節技についても、現代グラップリングの足関節の定石を無視した極めを展開します」と、今成と石黒の両選手と肌を合わせたことのある髙橋でも、その戦いの結果予想は難しという。

　またその他の注目試合として、レスリング天皇杯三連覇で、RIZINでも活躍する修斗の“投神”、倉本一真（修斗GYM東京）と寒河江寿康（今成柔術）の試合の見所は「レスリングvs柔術」。高橋は「お互いの得意領域がそのまま危険領域になり得るので今大会随一にスリリングな展開になる」と期待する。

　MMAストライカーの魚井フルスイング(和術慧舟會HEARTS)と村田卓実（今成柔術）戦の見所は「掌底のフルスイング」。一撃必殺の豪腕パンチを持つ魚井の掌底の破壊力はいかほどに。

　高橋も「強烈な掌底がすごい音を立てて炸裂するのに期待」と興奮する。

　果たして、本日生放送される注目のグラップリングイベントは、どのような名勝負を生み出すのか。

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