【K-1】Sバンタム級Tの全対戦カード決定、3冠王・一航ら参戦!全選手が語った意気込み
2022年2月27日(日)東京体育館にて開催される『K-1 WORLD GP 2022 JAPAN』の追加対戦カード発表記者会見が、1月24日(月)都内にて行われた。
K-1 WORLD GP第3代スーパー・バンタム級王座決定トーナメントでは、日本人4人(金子晃大、璃明武、玖村将史、佐々木洵樹)と、世界の強豪ファイター4人を招聘してのワンデートーナメントが予定されていたが、新型コロナウイルスの影響で外国人選手が来日困難に。日本人の8人トーナメントで王者を決定することになった。
追加で日本人4人の参戦が決定し、対戦カードは以下の通りとなった。
▼K-1 WORLD GP第3代スーパー・バンタム級王座決定トーナメント・一回戦(4)/3分3R・延長1R
佐々木洵樹(日本/POWER OF DREAM)
vs
内田 晶(チーム・タイガーホーク)
プロボクシングからキックに転向し、Krush3戦目でバンタム級王座戴冠、無敗の快進撃を続ける佐々木。その佐々木に挑む内田は、抜群のカウンターと鋭い右ストレートが武器のファイターで、大番狂わせを誓う。
佐々木は、現在ボクシングに転向した元K-1世界王者・武居由樹と元同門であり、このトーナメントは獲りたいところ。「優勝は見ていますが、既に内田選手の対策もしています。一人一人潰していけば、自ずとベルトは見えてくると思う。まずは1回戦倒しに行きます」と、まずは初戦に集中している。
一方の内田は「4歳から格闘技をしていて、夢を見ていたこの舞台に立てるということで、その頃の自分に『間違ってなかったぞ』と言いたい。ただ、夢ではなく目標に代わり、ベルトを目の前にして絶対獲りたいと思っている。自分が勝つとは9割以上(周りが)思っていないと思うので、そこを自分が覆して番狂わせを起こします」と闘志を燃やした。
▼K-1 WORLD GP第3代スーパー・バンタム級王座決定トーナメント・一回戦(3)/3分3R・延長1R
玖村将史(日本/K-1ジム五反田チームキングス)
vs
鬼山桃太朗(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)
トーナメント優勝候補の玖村は、19年に武居由樹にKO負けして以来、怒涛の4連勝中。今トーナメントに参戦する金子晃大にも勝利を収めている優勝大本命だ。鬼山は、21年10月のKrushスーパーバンタム級王座決定トーナメントで、 璃明武にKO負けして以来の試合。バチバチの打ち合いを好むスタイルで玖村に挑む。
玖村は「今回は日本人だけになって、相手は誰でも良かった。これから対世界に向けて戦っていく上で日本人選手は(このトーナメントで)卒業しようと思っています」と優勝して、世界への切符を手に入れると言い放つ。さらに、鬼山に関しての印象は「特にない。ガンガン来てくれるので全部のカウンターを合わせようかなと思っています」と話した。
対する鬼山は「1回戦から優勝候補の玖村選手と出来て、ラッキーだな。倒して番狂わせを起こしたい。金子選手と璃明武選手がいるので、決勝で勝てたらいいな」と番狂わせを誓っている。
▼K-1 WORLD GP第3代スーパー・バンタム級王座決定トーナメント・一回戦(2)/3分3R・延長1R
璃明武(日本/K-1ジム総本部チームペガサス)
vs
一航(新興ムエタイジム)
昨年に行われたKrushスーパー・バンタム級王座決定トーナメントを制して初戴冠を果たしたKrush王者・璃明武に対するは、NJKFのトップファイター・一航。一航はWBCムエタイ日本統一バンタム級王座をはじめ、3本のベルト戴冠歴がある3冠王。ムエタイ仕込みの蹴り技を得意としつつ、パンチでも打ち合うことができる万能型だ。
Krush王者vs国内3冠王の戦いに注目が集まる。
K-1初参戦の一航に対して、璃明武は「他団体のチャンピオンなんですけど、Krushのチャンピオンとして、こんなにレベルの差があるのかという試合をして、圧倒したい。すべての局面で圧倒したい」と圧勝を誓う。
一航はK-1のリングに上がれることに関して、喜びを表現し「7人の選手が来ても(自分が)実績キャリアで上だと思っています」と自信のコメント。初戦の璃明武について「やはり回し蹴りが綺麗です。でも自分の方が上回っているところを当日見せたい」と語る。さらに「金子選手、玖村選手は強い選手と思うので、やってみたい」と戦いたい相手について話した。
▼K-1 WORLD GP第3代スーパー・バンタム級王座決定トーナメント・一回戦(1)/3分3R・延長1R
金子晃大(日本/K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)
vs
黒田勇斗(K-1ジム心斎橋チームレパード)
バネのある打撃と飛びヒザ蹴りなど才能溢れる金子は、今トーナメントに参戦する玖村に付けられた1敗以外は、全勝のレコード。玖村へのリベンジと王座戴冠を目指して参戦する。黒田は、バンタム級日本最強決定トーナメント覇者の黒田斗真の兄。巡ってきたチャンスをモノにしたい。
金子は「日本人に決まって、自分が求められているものは分かっているので、そこを試合に出したいです。(決勝は)誰が来てもおかしくない。誰が来てもいい状態で戦います」とコメント。
対する黒田は「自分がどれだけ世界に通用するのか楽しみ。相手が誰もが強いという相手なのですが、しっかりインパクトを残したい。一泡吹かせられるように頑張ります」と意気込んでいる。
その他、第3代スーパー・バンタム級王座決定トーナメントのリザーブファイト1試合と、同じくスーパー・バンタム級でプレリミナリーファイト1試合が決定した。
▼K-1 WORLD GP第3代スーパー・バンタム級王座決定トーナメント・リザーブファイト/3分3R・延長1R
永坂吏羅(日本/K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)
vs
愛瑠斗(日本/健成會)
▼プレリミナリーファイト/K-1スーパー・バンタム級/3分3R
光佑(日本/WSRフェアテックス三ノ輪)
vs
“狂拳”迅(日本/WIZARDキックボクシングジム)
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